読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則

著者は、編集やライター経験のあるライティング塾の塾長。

1つの法則(ポイント)が数ページでまとめられ、簡単に読むことができる。

対象となる文章は企画書・報告書・日報の作成から、メールやSNSの投稿記事と幅広い。内容も、基本的な文章のルールや、ビジネス書のテンプレート、ワードの機能までと幅広い。

 

内容が幅広いので頭にあまり残ってないのだが、色々と参考になった。

特に参考になったのは、「の」を幾つ連用していいのかや、「とき」と「時」の違い、「・」の使いかたなど。

 

 

 

メモ:

・ターゲットが明確な文章には「伝わる力」があり、ターゲットが不明確な文章には「伝わる力」がありませ

・伝わる文章は「目的が明確」で、伝わらない文章は「目的が不明確・ずれている」という傾向があり

・読む人のニーズを把握できていない状態で書き始める文章は、自己満足な内容になりがち

・読む人の反応は、やはり書き手が決めなければなりませ       

・反応が決まると、おのずと書く内容が明確になる の

・一気にザっと文章を書き上げる」→「磨き上げる」というプロセスが身につくと、書くスピードが速くなるだけではなく、結果的に、伝わる文章になりやすくなり

・「結論優先型」は、 効率良くメッセージを伝えたいとき に有効なテンプレートです。文章の冒頭で「結論」を示してから、「理由・根拠」→「詳細・背景」→「まとめ」の流れで書き

・複数の情報を伝えるとき、重要度の高い順番に書くテンプレートがあり

・パソコンで文章を書く方にお勧めなのが、印刷(プリント)した文章で推敲・見直しをする方法です。 なぜなら、文章を用紙に印字することで、「読み手の視点」が生まれるから

・本書は「1項目=1情報」(全部で87項目)の構成にしてあります。もしも、 ひとつの項目にたくさんの情報が盛り込まれていたら、読みにくくて仕方ないはず

・簡潔な文章を書くためには「一文一義」を意識するといいでしょう。「一文一義」とは、一文(ワンセンテンス)のなかに、ひとつの事柄だけを書くことです。文章作成の原則のひとつ

・実務文では、とくに、心情的な形容や比喩が煙たがれる傾向にあり

・伝わる文章を書くためには、冒頭で結論をスパっと言い切る潔さが大切

・同じ言葉をくり返さずに、別の表現を織り交ぜることによって、文章が引き締まり

・安易に「こと」を連発した文章は、得てしてくどくなりがちだから

・なお、「〜こと」と似た性質を持つ言葉に「〜もの」があります。「もの」は、具体的な物を代用する役割を担ってい

・「の」の使用の目安は、「一文=2つ」まで

・「A1→B1→A2→B2」という具合に、意味が分断された文章は、理解するのに時間がかかります。この場合は、シンプルに「A1→A2→B1→B2」の流れにするのが理想

・「長い修飾語」は先、「短い修飾語」はあと】という原則

・原則【「大きな状況」は先、「小さな状況」はあと】を当てはめましょ

・できるだけ具体的な数字や固有名詞に置き換えましょ

・読む人に確実に意味を理解してもらえる自信がないときは、こそあど言葉の使用を控えましょ

・「分かりやすさ」が求められる実務文で「二重否定」を使うと、誤読や混乱を招きやすくなり

・「ふつうに」とはどの程度でしょ

・「ほう」とつける必要がありませ

・的」という言葉を使う背景には、言葉をあいまいにして責任を回避する狙いや、周囲との関係を穏便に済ませる狙いがあるのかもしれませ

・「何げに」は、「わりあい」「なかなか」「本当は」「実は」というように、いろいろな意味で使われている俗語です。 ニュアンスがつかみにくい言葉なので、実務文での使用は避けましょ

・並列助詞「たり」は、「〜たり、〜たり」という具合に、反復して使うのが原則

・「言う」と「いう」は、「say」の意味で使うときは漢字、「say」の意味が薄いときは、ひらがなで書くのがセオリー

・「抽象的な言い回し=ひらがな」「具体的な言い回し=漢字」 という漠然としたルールも存在し

・同一の語尾は、せいぜい2連続までに抑えたいところ

・「具体的→つまり→抽象的」「抽象的→例えば→具体的」というテンプレートとして覚えておくといいでしょ

・読む人に「共感してもらいたい」「イメージを共有してもらいたい」ならば、具体的な表現やエピソードを積極的に盛り込む必要があり

・タイトルは、本文を書いてからつけるのが理想

・人はイメージしやすいものに興味を引かれる傾向があるの

・情報を絞った投稿のほうが、読みやすく、また、印象にも残りやすいもの