読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

部屋で自律神経を整える

Kindle Unlimitedで無料だったので読んでみた。

作者は順天堂大学医学部教授で自律神経研究の第一人者。

医学的な解説と対処法をこまやかに紹介している。

 


メモ:(食事や睡眠はメモっておらず)

●交感神経と副交感神経のバランス
・理想は交感神経「高」+副交感神経「高」
・交換神経と副交感神経の理想のバランスは1対1から1対1.5まで。
・交感神経が高いと興奮状態や免疫力ダウン、病気になりやすい
・副交感神経が高いと常に眠い、だるい、注意力散漫、アレルギー
・両方高いと快調、健康な人は昼は交感神経が優位、夜は副交感神経が優位になる
・ストレスは交感神経が高まり副交感神経が弱まる
・夏は副交感神経が過剰に上がりやすく、冬は交感神経が過剰に上がりやすい
・睡眠不足は副交感神経に大きなダメージを与える

●原理
・自律神経が整うと血流が良くなり、腸内環境が改善されて精神的な安定
・交感神経が優位だと白血球の顆粒球が増え、副交感神経が優位だと白血球のリンパ球が増える

●自律神経を整える方法
・一度乱れると3~4時間は回復しない
・ストレスで交感神経が過剰の人が多いので副交感神経を高める習慣をつける
・笑い、作り笑顔
・呼吸、ゆっくりと深い呼吸
・血液の質と血流
・音楽や香り
・普段からゆっくり動くことを意識する

●リスク
・在宅の健康リスクは大きい(仕事モードからリラックスへの切り替えが難しく交感神経だけ高い状態)

●血流
・交感神経・副交感神経のどちらかが優位になると血流が悪くなり血液の質が落ちる
・血流は感情と関係している。特に怒りは自律神経のバランスを大きく崩す原因
・自律神経が乱れると白血球のバランスも崩れるので免疫力の低下やアレルギーなど影響が出てくる
・血液の質は腸で決まる。自律神経を整えれば腸も整い血液の質を上げられる

●年齢
・男性は30歳、女性は40歳をすぎると副交感神経のはたらきが落ちてしまいます

●呼吸
・息を止めると末梢神経の血流が悪くなる、ため息をつくと血流が回復し自律神経の乱れも回復する
・1対2の呼吸法

●自然
・柑橘系の香り
・部屋でも自然を感じると自律神経が整いやすくなる