読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

作者はメンタルコーチをしている方。

先延ばしにしない37のコツが書いてある。コツの1つずつが3~4ページで説明されていて非常に読みやすい。

よく聞く方法もあるが、37個もあるとすぐにできそうなものがちょこちょこあり、やってみようという気になる。

 

この本の方法を試したらタスクがサクサク進んで良かった。しかし、「やりたくないけどやるべき事」のみだと「こなしただけ」という虚無の感覚になる。そういえば、昔、やる事をすぐに全部片づけていたらメンタルがやられたのを思い出した。

そこを対策するなら、本「7つの習慣」にあるような「心がやりたいと思っているどうでもいいこと」をスケジュールに入れるといいんだろうと思った。すぐやって余った時間を自分の好きなことに使うとか。
すぐにできない事って案外心は守られていいのかもしれない。

 

メモ:

●質より行動
・「すぐやる人」になりたいのであれば、「行動の質」は後まわしにして、「行動量」を増やすことを意識してください。
・まず試しに 10 秒でできることから動いてみるのです。

●アンカリング
・仕事なら前日の終業時、プライベートに関することなら就寝前に少しだけ着手したり、準備したりしておくのです。
・同じ場所で同じ仕事をしていると、「喫茶店に行くと、執筆が進む」ということが徐々に脳に刷り込まれていきます。そして、同じ行動を続ければ続けるほど、その刷り込みが強化されていきます。
・また、アンカリングの効果は、場所だけでなく「時間」にも有効です。
・すでに習慣化していることの直後に、「新しく習慣化したいこと」をくっつけてしまえばいいのです。

●気分
・「落ち込んでいる」「気分が沈んでいる」「鬱々としている」といった、テンションの低い状態よりも、「気分がいい」「気合いが入っている」「興奮状態」といった、テンションの高い状態のほうが動きやすいのです。
・テンションを上げる方法は、「エイ・エイ・オー!」などと叫びながら拳を突き上げることです。
・気分がいいときは、物事のプラス面が見えやすくなり、気分が悪いときは、物事のマイナス面が見えやすくなるというものです。つまり、1日のスタートを気分よく過ごすことさえできれば、日中何かトラブルが起こっても短時間で平常心を取り戻すことができますし、

●見つけやすくする
・これは私見ですが、「なかなか動けなくて困っている」という人は、机上が乱れていることが多いだけでなく、パソコンのデスクトップがアイコンで埋め尽くされていて、何がどこにあるのかわからない状態になっていることが非常に多いのです。
・実は、中断した仕事を、スムーズに再開するにはコツがあります。それは、再開後、最初にとりかかる仕事をあらかじめメモしておくことです。
・前日のうちに翌日の朝一番にすることを決めて、メモしておくことが有効です。

●不調やトラブル
・ステップ1:「気になっていること」を思いつくままに紙に書き出す ・ステップ2: 書き出した紙を眺め、1つずつ対策をメモする
・人は、うまくいかないときには「この不調が永遠に続く」、うまくいったときには「一時的な幸運に違いない」と考えがちです。でも、本来は逆の発想をしたほうがいいのです。
・想定外を織り込んだプランを複数用意しておくのです
・疲れている自分に → 上を見て大きく伸びをする

●緊張
・緊張を緩めるための最も簡単で効果的な方法は、「1分間目を閉じること」です。
・適度な緊張をつくり出すのに最も有効なのは「自分は人から期待されている」という感覚を持つことです。

●日常のおこない
・それは、「自分が出す音」と「姿勢」を整えること。

●ポジティブ
・「すぐやる人」になるためには、「できる」、さらに言えば、より具体的な「できた!」というポジティブイメージを持つことが重要だとわかります。
・どんなに些細なことでもいいので、「できている」ことを紙に書き出してみてください。

●行動について考える
・結果目標ではなく、行動目標にフォーカスすることが有効です。
・行動しないことを正当化する言い訳をしたかどうかを振り返る習慣をつけましょう。

●ネガティブ
・他人と比べるのではなく、過去の自分と比べるようにすればいいのです。
・考え込んでしまってなかなか動けない。こういうときは、頭でばかり考えて、五感を活用していない傾向があります。こういう人は五感を使う訓練をしましょう。
・イヤなことを忘れたいときは → 口角を1ミリ上げる

●時間割
・効果的なのが時間割です。ここで言う時間割とは、学校の時間割よりもざっくりしたものです。 具体的には次のように1日を5分割し、それぞれの時間帯に合った仕事やタスクを割り振っていきます。
・「最低限したいことを決めておく」ことです。
・逆に言えば、どんな仕事でもタイムリミットを設けることで、集中力が増し、最短の時間で終わらせることができるわけです。   そこでおすすめなのが、時間を 15 分に区切ることです。
・その時間帯に 30 分間、「いちばん大事なこと」に本気で取り組んでみてください。

●気分転換
・あらかじめ気分転換の方法を決めているかどうかです。

●振り返り
・直近の1週間について、自分の時間の使い道を、「①投資」「②消費」「③浪費」の3つに分類して、それらのおおよその時間を書き出してみるだけです。
・月に一度、自分自身に次の4つの質問を投げかけてみてください。
・Q3:心身のコンディションが上がった要因 Q4:心身のコンディションが下がった要因
・「1週間」単位で振り返ってみることをおすすめします。
・左上に「取り組み内容」、右上に「できたこと・できなかったこと」、左下に「悩み・課題」、右下に「軌道修正アクションプラン」と記入します。

●目標
・目標の 80%まできたら、次の目標を仮設定するクセをつけましょう。
・人生を変えるために必要なのは、「ぶっとんだ目標」です。「ぶっとんだ目標」とは、実現可能性や感情のブレーキにとらわれない「心底、実現したい目標」のことです。
・「ぶっとんだ目標」を見つけ出すための最初のステップとなるのが、自分の「欲望」を知ることです。
・頭の声:普段考えていること。「しなければならない」「すべき」といった義務感 ・体の声:体の状態やコンディション。「肩がバキバキ」「喉が痛い」など ・心の声:感じていること、気持ち。「したい」「ほしい」という欲求

●価値観
・3つの価値観とは、「①人とのつながり」「②達成」「③技術の追求」 です。