読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法

作者は不動産会社の元トップ営業マン。独立時に宅建の資格を取るのに苦労し、試行錯誤をして資格の勉強法を編み出した。

「紙1枚」とは「暗記のスケジュールを書く紙」のこと。これを使うと何も考えずにスケジュールを実行でき、忙しい時に調整などもおこなえる。

その他にも、資格試験の勉強のノウハウが沢山書いてあり非常に参考になった。

早速、試験勉強に使ってるが、いつ復習するかを考える必要が無く楽でよかった。ただし、私が今勉強している試験が1問を解くのに数十分かかるので、本の内容をそのまま使うことができず、応用方法を考えている。

宅建などの暗記ものの試験には凄く使えそう。

大量記憶法のやり方だけならネット上に沢山ある(本人の記事もある)ので、探すといいかも。

 

メモ:

●概要
・覚えたことを忘れないよう、「忘れる一歩手前で思い出す」 のです。この記憶法をヒントに、「紙1枚勉強法」が誕生しました。
・この記憶法のポイントは2つ。「思い出す」ことと、思い出す周期を「計画表で管理する」こと です。
・大量記憶法で使用するのは基本的には「分野別過去問題集」 です。
・1ユニットの問題数は、 4択問題なら4問程度、一問一答なら 16 問程度を目安 にしてください。
・大量記憶法なら、どんなに不規則な生活サイクルの人でも、その人に合ったスピードで学習を進めていくことができる のです。

●問題集
・問題集を開き、まずは問題の解説欄から読んで、そのあとに問題を読みます。
・ ほとんどの資格試験では、過去問とまったく同じ問題はほぼ出ません。 では、どこから問題が出るのでしょうか。 そうです。 過去問の「周辺知識」 です。
・1選択肢ごとに周辺知識を参考書から辞書を引く感覚で拾ってきて問題集の解説欄にどんどん書き足していきます。 綺麗に書く必要はありません、自分が見て判別できるレベルで十分です。
・そこで、 大量記憶法で繰り返し思い出す際に、参考書から拾い集めてきた周辺知識も一緒に思い出す のです。
・資格の試験問題は、過去問の周辺知識がほとんど。周辺知識を固めれば、必ず合格点はとれます。 不合格になる人の多くは、この周辺知識を予想問題集でカバーしようとしますが、
・もしもこれから問題集を買うのであれば、 必ず ① の左ページが問題、右ページが解説のレイアウトになっている問題集を購入 してください。
・12 年分過去問題集は、 12 年分の過去問を網羅しており安心感はあるのですが、 12 年で一度しか出題されていない問題もたくさん収録されています。
・そういった トリッキーな問題に対応するためには、出題頻度が高い問題に絞って収録されている分野別問題集だけだと知識が足りません。そこで○年分過去問題集を使い、最後の仕上げを行うわけです。
・「買うのであれば同じシリーズのものにしたほうがいい」ということです。 そろえたほうがいい理由は「内部でリンクしていることが多い」 からです。
・多くの資格は問題集と参考書各1冊を完璧に理解して覚えれば合格できます。もしも買い足ししたくなったら、

●ながら勉強
・「日常で何かをしているときに、同時並行して試験勉強をする」という学習法 です。
・問題集を自分で読み上げ、それをスマホの録音機能を使って録音します。 具体的には、 問題文、選択肢、答え、解説、という順番で読み上げ、録音 します。このとき、 少し早口で録音する のがポイントです。
・耳学で使用するのは、基本的には問題集です。
・4択問題の場合、基本的には1つ1つの選択肢に解説がありますので、「問題→選択肢 ①→選択肢 ① の解説→選択肢 ②→選択肢 ② の解説」 というように、一問一答問題集と同じような流れで録音すると、学習がスムーズ

●モチベーション
・モチベーションは上げるものではなく、「下げないもの」。
・学習のモチベーションを下げないために最も大切なのは「学習のペースを乱さないこと」 です。
・受験することは できるだけ秘密にする
・友達にしても会社の同僚にしても、あなたが資格をとってスキルアップして成功していくことを、心から望んでいません。
・合格できる可能性が 50%以上あるならば、必ずその年に受験するようアドバイスをしています。
・重要なことは学習の進行状況を「可視化」すること。 つまり一目見てわかるようにすることです。

●他
・覚え歌のポイントは、リズムに乗せて知識(覚えること)を口ずさむこと です。
・実際に解いてみて、自分に向いていないと思った分野については、時間をかけて深入りせずに、とりあえず先に進むことをオススメします。
・「今まで過去問でしか自力模試をやったことがない」という方です。必ず市販の予想模試を買いましょう。
・問題をノートに書き出したりすると、かなり時間がかかります。 そのため私は、2回間違えた問題については、問題集に直接フセンを貼るようにしました。 2回間違えた問題は黄色のフセン、3回以上間違えた問題は赤いフセン といった感じ