読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

東大式節約勉強法 世帯年収300万円台で東大に合格できた理由

世帯年収300万円台の家庭出身で東大卒の作者。

お金をかけずに勉強するには参考書を絞ること、絞るために自己分析をしようと言っている。実際に作者オススメの受験の参考書やTOEICの参考書が載っている。2020年発行なので参考になるのでは。勉強時間の効率化や試験対策なども載っている。

内容の半分は参考書の選び方で、残りは勉強時間の節約と効率化についてなど。

 

参考書部分が長かったので本を買って失敗したかな?と一瞬思ったけど、勉強に対する基本的な考え方がとても参考になった。

 

 

メモ:

・徹底的に必要なことを厳選し、それのみを最大限効率が良い方法で吸収

・一体どのようにして自分の目的と一致するような本を見つけ出せばよいのかと言うと、ズバリ「自分の理想を把握する」 ことが大事になり

・自分の悩みを一度紙に書きつけましょ

・失敗しない本選びを心がけるのであれば、一番良いのは「売れている本」を選ぶこと

・この悩みとその原因を100%把握できたら実際に本屋に行って本を選びます。この時に大事なことは、先程把握した自分の悩みを完全に解決できるような本を想定してあげること

・すなわち、「その行動は今やらなくても良いものかどうか」を考えて、「絶対に今やるべき」なら実行、「別に今やるべきではない」なら後回しにするという選択を連続していけば良い ことになり

・メリハリを付けるために、「勉強時間」と「休憩時間」の他に「自由時間」を設けるのも大事

・つまり、 思考という作業は「情報整理」

・僕が無駄であると言っているのは「思考そのものの時間」ではなく、「思考停止しているのに思考していると思いこんでいる時間」

・・初見の問題では3分を時間制限とする。 ・2回目以降触れる問題は1分を時間制限とする。 ・制限時間内に解答の方針が全く立たなければ回答を見る。  もし解答の指針が立ったら、できるところまで突き詰める。 ・言葉にできなくても、思い浮かんだことはメモしておく。 ・解答を見てしまった問題には「正の字」をつけていく。 ・解答を見てしまった問題は直近3日以内に復習

・情報を忘れやすくなるにはいくつか条件がありました。1つは「普段使わない情報」であること、もう1つは「自分にとって新しい情報であること」 でし

・まず 復習する対象ですが、 これは2つです。1つは「 随分 昔に使ったきり、全く触れていない情報」で、もう1つは「新しく得た情報」

・勉強している科目の中で「三日以上触れていない科目」が出るのは危険です。

・この appleという単語を覚えるために 10 回反復したとして、音読なら3秒程度ですが、紙に書きつける方法では 30 秒もかかり

・「無駄な時間」の減らし方は、「ボーッとしている時間」の削減でした。勉強している最中で意外と多いのが、「ボーッとしてしまう時間」

・「集中できなくなるのは仕方がないから、集中できなくなった後に、すぐ本筋へ復帰できるような仕組みを作ろ

・方法は簡単で、今自分が何に迷っているのか、何を考えるべきなのかなどについて言葉に起こす、つまり文字として書き付けたり、ひとり言としてアウトプットしたりすればよいの

・むしろ、 勉強というものは「解き終わった問題を見る時」にこそ、一番行われることなのです。それは、ここに一番の成長のチャンスが眠っているから

・もしもこれが知識の不足によるものならば知識を補充するだけで事足ります。そして、これが発想力の不足、つまり知識はあったのにその解法が思い浮かばなかったということだったのであれば、考え方を学ばなくてはいけません。ですから、ここで「どうしたら自分はこの発想ができたのだろうか」とか「どう考えていけばこういう発想ができるようになるのだろうか」といったように考えていくことを要求されるわけ

・「高次のレベル」の内容に取り組むためには、「低次のレベル」の内容をある程度修めている必要がある ということが言え

・すなわち、脳の容量が足りなくなってしまうのならば、 端 から外部に出力すればよいのです。思考というものは、頭の中に存在している限りはなかなか明瞭に見えてきませんが、口に出したりペンで書いたりすることによって 纏まることも多々あり

・試験を受けるという文脈での「本番に弱い」ということは、つまり試験中は集中して思考することが出来ていないということになり

・「焦りを防止する作戦」の第1番は「ルーティンを作る」 というもの

・「どれだけ効率よく点数を得点することができるのか」すなわち「どれだけ簡単な問題を見つけられて、難問を避けられるか」という勝負に変化します

・集中が途切れてしまった際の僕のオススメの解決方法は、「いっそ試験を忘れて寝てしまうこと」

・効率よく思考を行うために必要なことは真逆です。むしろペンを持って、ひたすら現在分かっていることと分からないことを書き出し、整理していくことが正解への近道 となる

・試験が始まった瞬間から解き始めずに、最初の3分程を使って問題用紙全体を見回そうというもので