読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

スマホについての本だと思ったら、スマホがメインなのは半分くらい?あとは堀江さんの今迄の本にあるような持論にちょこっとスマホと絡めてある感じ。

 

タイトルを見たら「お金・教養」というワードもあるので、タイトルに偽りは無い。私のようにタイトルの最初の「スマホ」という文字だけ見て勘違いすると、スマホの内容が思ったより少ないと感じるかも。

 

 


内容は6章に分かれている。

 

1章 概論「スマホで人生を解放せよ!」
2章 金銭戦略「貯金はするな。スマホで稼げ」
 …これは堀江さんの他著書で見た事のある内容
3章 ビジネス戦略「人間関係はスマホで最適化できる」
 …これも堀江さんの他著書でよく見かける
4章 頭脳戦略「スマホで「自分だけの知識」を手に入れる」
5章 ブランド戦略「スマホで自分ブランドを上げる方法」
 …これも多少見たことがあるような
6章 未来戦略「スマホで未来を切り開け」
 …これも多少見たことがあるような

 

1章の概論と4章の頭脳戦略が面白かった。


堀江さんの従来の主張が強く出てる部分はスマホの影が薄いけど、一応スマホと絡めて書かれてるので、それなりに面白かった。スマホはツールだから、スマホメインで一冊分書くのって難しいのかも?

 

 

本より

僕がいままでに触れてきたインターネットの知識をベースにして、スマホが提示している本質的な未来とは何か、そして、未来のあなたの人生を豊かにしていく実践法を説いていこう

 

 


メモ:

スマホはPC

・iPhoneは小型のパソコンである。  しかし、「電話」の呼称を頑固に守り通して、「パソコン=扱いにくい」というイメージを見事に払拭した。
・厳密に言えばiPhoneは、電話型の UNIX パソコンなのだ。
スマホに搭載されているUNIXは整然と設計されていて、滅多にフリーズすることがないのである。

 

●情報

・真の価値を生む情報とは、あなたの感情のフィルターにひっかかった情報のことだ。
・普通の人が何気なく読んでいるものより、「情報の精度と信用度が高い」と感じられるもの を選んでいる。
スマホを使えば、もっと効率よく短時間で、ポイントが要約された圧縮情報を取っていけるのだ。
・情報伝達手段として考えたとき、音声メディアは時間当たりの情報密度が薄すぎる。
・最も単位時間当たりの情報密度が濃いのはマンガだ。
・マンガは「好みのスピードで読める」点が強みだろう。

 

●時間について

・時間とお金の価値が、同等なわけがない。時間の効率化は、寿命を有意義に使うことと同等の行為なのだ。
・「いい仕事をするには時間をかけなさい」という教えも間違いではないけれど、根拠のない〝教訓〟に振り回され、人生の貴重な時間を磨り減らしてはダメだ。
・僕のいちばん大切な資源は時間だ。そしてその次に大事なのは、やはり人だ。

 

●最新モデルを持つ意味

・最新モデルを持つ、ということは セルフブランディング にも
・お金で買えないものはない、という言葉は僕のものではない。けれど、「お金で買える欲しいものはすべて買え!」という主張は僕の言葉だ。最新モデルが出ているのに、お金が足りないとか、データの引き継ぎが面倒くさいとかの理由で、買い替えをためらっていてはダメだ。そういう思考は、他の大事なビジネスの場面でチャンスを逃すことにもなる。

 

●日本語と英語

・日本語の優先順位は、世界の中で高くない。このシビアな現実を知っておこう。
・ひとつ目は、「 スマホを英語モードに設定」 だ。
・ふたつ目は、「英語に自然と触れられる機会を設定」 だ。
・3つ目は、「好みのテーマの TED 動画を英語の設定で見る」 だ。

 

スマホの洗脳

スマホから見える「景色」が、いつの間にか、自分の思想を変えていく──。あなたは常に、こうしたスマホのトラップに意識的でいてほしい。

 

●できっこない

・僕は「できっこない」が、大嫌いだ。 やってもいないことを否定する意見には、黙っていられない。だからそういう学生に対しては「まず、あなたのマインドが変わらないと、どうにもならない!」と、厳しく言っている。自分の意思に自分でストップをかけてしまうと、いつしかその人の自己肯定感は破壊されていく。「できっこない」の壁に囲まれて、自分の可能性が視界から消える。それでは「やりたいこと」など見つかるはずがない。
・それでもかたくなに「できっこない」と考えているとしたら、それは単に情報のインプットが足りないのだ。 何も知らないから、やり方もわからないし、やりたいことを行動に結びつけることができないだけだ。

 

●医療情報

・できるだけ厚生労働省の発表した情報に当たってほしい。医療に関しては、国の発表する情報以上に信憑性の高いものはないだろう。
・民間の医師の発信する情報にも注意が必要だ。本物の医師にも誤った知識を持った人間がかなりいて、バカげた予防医療を吹聴している 輩 も少なくない。別ルートの情報をいくつか比較しながら、注意して見極めよう。

 

●ほか

・心身の健康のためにスマホ断ち……なども言語道断だ。  スマホは人生を変えてくれる、大きな可能性を秘めたツールだ。
・貯金は第二次世界大戦の直前、戦費調達を目的に、政府がなかば強制的に全国に奨励したシステムだ。
・ビジネスで成功する人間は、ありふれた資格や技能などよりも、その人間のスピードの速さと行動力を評価するのである。
・対等に話し合える関係性でなければ、会う意味はない。
・これから売るものは「モノ」ではなく「個人の価値」になる。個人の価値はひたすら遊ぶことによって生まれてくるのだ。
スマホを使って、好きな遊びを見つけ、その遊びを楽しんでいる「個」をSNSなどで発信していこ