読んだ備忘ログ

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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

作者はシリコンバレーのコンサル会社のCEO。

 

選択と集中を意識的におこなう事で人生を良くしようという内容。

「エッセンシャル思考とは、まさに『より少なく、しかしより良く』を追求する生き方」と言っている。

 

情報が溢れ手軽に行動できてしまう現代だと際限なく色々できてしまうけど、自分が本当にしたい事は何なのか、事あるごとに確認して意識的に選択したいと思った。忘れてしまいそうだけど…。

 

 

 

メモ:

・自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果を上げるのが、エッセンシャル思考の狙い

・極論すれば、成功を求めることによって、人は失敗してしまうのだ。成功した人は何でもやろうとしすぎて、そもそも何をやっていたかを忘れて

・死を迎える患者たちが最後に後悔していることを聞き、記録しつづけた。その結果、もっとも多かった答えは「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった

・エッセンシャル思考のクローゼット整理法を紹介しよう。 1 評価する  「いつか着る可能性があるだろうか?」という考え方はやめよう。  そのかわりに、「大好きか?」「すごく似合うか?」「しょっちゅう着るか?」と考えよう。もしも答えがノーなら、それは不要なもの

・もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろう

・3 実行する  クローゼットをきれいに保つには、日頃から整理整頓できるしくみが必要だ。いらないものを入れるための特大サイズの袋を用意して、どうしても必要なもの以外はそこに入れよ

・エッセンシャル思考とは、人生のクローゼットを整理するしくみのこと

・自分は何が大好きか?」  「自分は何がいちばん得意か?」  「世の中の大きなニーズに貢献できるのは何

・エッセンシャル思考を身につけるためには、選ぶという行為に自覚的でなくてはなら

・選ぶことを忘れた人は、無力感に

・集中とは、単にひとつの問題を考えつづけることではない。エッセンシャル思考における集中とは、100の問題をじっくり検討できるだけのスペースを確保すること

・仕事や生活に遊びを取り入れるためには、自分が楽しく遊んだ体験を思い返してみると

・私たちの最大の資産は、自分自身

・優秀な人たちがどんどん自分を壊している。その最大の原因は、睡眠不足で

・一流のバイオリニストはよく練習するだけでなく、よく眠るという事実

・絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである」  まさにエッセンシャル思考らしい発言

・第1章で紹介した、クローゼットの話を思い出してほしい。「いつか着るかもしれない」というゆるい基準を使っていたら、クローゼットはめったに着ない服でいっぱいになってしまう。これを「この服が本当に大好きか?」という基準に変えると、中途半端な服が消えるので、もっといい服を入れるスペースが

・最重要基準をひとつ用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価する。ただし 90 点未満の点数は、すべて0点と同じ。不合格だ。こうすれば、 60〜 70 点くらいの中途半端な選択肢に悩まされずに

・90 点ルールのすぐれた点は、瑣末な選択肢を容赦なく切り捨てられるところ

・たとえばこう自問するんです、この人が創業メンバーだとしても違和感はないか

・「もしもこの話が来ていなかったら、自分から積極的にチャンスを求めに行くだろう

・仕事や人生の決定打となるブレイクスルーは、不要なものを切り捨てることから始まるの

・目的が明確でないとき、人はどうでもいいことに時間とエネルギーを浪費

・自分のしたいこと(望みや目的や価値観)がわからず、他人の目ばかり気にしてしまう

・もっと本質的な問いを立てよう。  「たったひとつのことしかできないとしたら、何をする

・エッセンシャル思考の生き方は、ノーを言いつづける生活

・サンクコストバイアス」とは、すでにお金や時間を支払ってしまったという理由だけで、損な取引に手を出しつづける心理的傾向のことだ。「ここでやめたら今までの投資が無駄になる」と思うあまりに、望みのない投資を重ねて

・所有という概念は、人の心に大きく影響する。わざわざ買おうと思わないようなものでも、いったん所有してしまうと失うのが怖い。「授かり効果」という心理的バイアスのせい

・まっさらな状態から、時間やお金やエネルギーの使い方をあらためて考えてみよ

・研究によると、人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚で

・習慣には、もうひとつ有利な点がある。いったん脳に回路がつくられると、それまで思考や判断に使っていた領域が別のことに使えるようになるの

・つまり悪い習慣を変えるためには、行動自体よりも、それを引き起こすトリガーに着目すべきだということになる。トリガーを見つけて、別の有益な行動と結びつけてやればいいの

・さらに「今、何が重要か」という問いは、自分たちのプレイに集中するきっかけと

・エッセンシャル思考の敵はマルチタスクではなく、焦点を複数に合わせようとすること、すなわちマルチフォーカス

・紙に書くことには、2つの効果がある。ひとつは、有用なアイデアを忘れないこと。そしてもうひとつは、「覚えているうちに何かやらなくては」という漠然とした焦りを感じなくてすむこと

・要するに大切なのは「選ぶ」ということだ。周囲に流されず、自分自身の選択をする。それは実に自由な体験