読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本

モラハラ対策カウンセラーによる「攻撃」されなくなる方法。

相手への反応を最小限にしつつ、非礼のないよう振る舞うというやり方。得体のしれない人物を演出しようと言っている。

 

納得の内容だった。
たしかに人って相手を選んでるよなと思うことが多々あって、私自身も経験がある。

通りすがりの見知らぬ男性が私に向かって「何見てんだよ!」と大声で難癖をつけてきた事があった。たまたま後ろを振り返ったら目があっただけなので、呆気に取られて「?????」みたいに一言も発せずにいたら、男性が困り出して「ボーっとしてると事故に遭うから気を付けろよ!」と謎のクロージングをされた事がある。

私が屈強な男性なら言われないだろうし、私がキレてもトラブルになるし、逆に謝り倒しても難癖を続けられるので、偶然上手い事いってよかった。

そんな経験から本の「反応しない」「きょとん顔も効果的」をとても感じた。

 

他にも本の内容とリンクするような経験が沢山あるので、本の内容は効果があると思う。

 

 

 

メモ:

・あなたがいつも攻撃されるのは、相手から見てあなたという人が、「攻撃しやすい人間」に見えているから

・簡単に言うと、その相手の前で、普段から言葉を減らし、本心では何を考えているかわからない人になるということ

・本当の自分を相手にわかってもらおうとしてはいけません。逆に、相手にはわからない部分を意図的に作るのです。人間というのは、腹の底の知れない相手に対しては、怖くて攻撃できないものなの

・もしあなたが、誰かから一回攻撃されただけ、もしくは怒られただけであれば、そのときに攻撃される原因となった行動を反省すれば良いでしょ

・誰かから「いつも」攻撃されるというのは、一回怒られるのとは次元が違います。そして、攻撃される原因も違い

・① 相手が、あなたのことを「弱い」と見なしている ② 相手が、あなたのことを「有害」と見なして

・実際の攻撃に移すのは、たいていの場合、「もともと攻撃欲の強い人」が、相手のことを「弱い」と見なした場合

・したがって、あなたが媚びれば媚びるほど、相手から見た、あなたの印象はより「弱く」なり、同時に、より「有害」にもなります。そしてそれが、攻撃の原因になるわけ

・いつも攻撃してくる人は「攻撃欲が強いタイプ」 と「攻撃欲が強く、なおかつ支配欲も強いタイプ」 の2種類に分かれ

・「相手に自分がどう映るか」を変えていくことで、「相手の攻撃欲を徐々に萎えさせていく」という方法

・ひとまず「愛」は脇に置いて、「平和」を作ろうというのが私のお伝えしている考え方

・キーワードは、「無表情」「穏やか」「感情の起伏が

・どの変化も急激に起こさないでください。成功のカギは、すべての変化を可能なかぎりゆっくり、徐々に起こしていくこと

・まずは「自分がきちんとした人、いい人でないといけない」という思いを外して

・すると「人として正しくない」という点に、たちまち罪悪感が生じてきます。そこから、かえって、さらなる「弱さ」が醸し出されかねないの

・「人として正しいかどうか」ではなく、「自分を守るために必要なことは、すべて正しい」 の

・中でも多くの人が抱きがちであり、なおかつ邪魔になるのは、「憎悪」「承認欲求」「罪悪感」の3つ

・そもそも、憎悪も承認欲求も罪悪感も、相手に大きな関心があるから生まれるもの

・相手のことは、はっきり言ってどうでもいい。けれど、相手が自分に実害を及ぼす部分には、冷静に冷徹に対処して

・それと同様に、いつも攻撃してくる相手とは必要以上に関わろうとしない

・もし、無計画に怒りや威嚇が出てしまっている場合、それは、あなたの人間性が出てしまっているわけで、あなたは自分の人間性を隠せていないし、守れていませ

・ポジティブであれネガティブであれ、 あなたの限界が見えるという「わかりやすさ」は言ってみれば「腹の底が丸見えの状態」です。 それは最終的に目指したい「得体の知れない怖さ」の最大の障害となると考えて

・無視することで、あなたが傷つく──そういう自分の影響力を感じたくて、相手は無視しているの

・コツは、「申し訳ない」という気持ちではなく、「無念である」という態度で謝ること

・「申し訳ない」は相手に対する気持ちを表していますが、「無念である」は、このような失敗をした「自分に対して」無念さを感じるということ。つまり、感情のベクトルがまったく逆なの

・いつも攻撃してくる人をあまりほめるべきではありませ

・相手と同じ空間にいることを極力避ける

・イメージとしては、「スッと現れ、スッと消える」という感じ

・いつも攻撃されている時点で、間違っても、もう相手に好かれようとなんて、しない

・その場で感情的に言い返すことではなく、あとから相手に気まずい思いを味わわせることで

・支配欲が強い相手に対しては、いわゆる「キョトン顔」を作るのも効果的

・目指すべきは、相手に一矢報いることではなく、「平和」であるという