タイトル通り「やりたいこと」の見つけ方。
作者のブログや動画を見ればある程度わかるらしい(Amazonのレビューより)が、知らないので購入。
早大卒の作者が、「やりたいこと」の見つけ方を論理的に書いた本。
作者は趣味で稼ぐようになったときに、周りの助言で上手くいかなかった経験を経て、成功法則は自分の中にしかないと気づく。この「周りの助言」が成功本によくあるもので、成功本を読んで合わないと思う人こそ、この本で自分を掘り下げるといいかも。
就活生や転職を考えている人にオススメ。
「好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと」という公式をもとに、大事なこと→得意なこと→好きなことの順に探すのが特徴。
ワークで書き出すことがかなりあるので、やり応えがある。
メモ:
・必要なのは、「選択基準」 を磨くことです。
・選択基準を磨くために自己理解が必要なのです。
・「やりたいこと」は自分の中にあります ・「やりたいこと」の実現手段は社会の中にあります
・1.好きなこと 2.得意なこと 3.大事なこと
・「好きなこと」とは「自分の情熱がある分野」のこと です。
・「得意なこと」とは「自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと」のこと
・他の人に対して「なんでこんなことができないの?」と思う
・まず「得意なこと」は生まれつき持っているもので、「スキル・知識」は後で身につけられるものという違いがあります。 また、「得意なこと」は一度学んで使えるようになれば、どんな仕事にでも使えるもので、「スキル・知識」は特定の仕事でのみ活用可能なものです
・自分の人生を充実させるための手段にすぎない「スキル・知識」だったはずが、いつの間にかそれを使うことが目的になってしまうことは多々あります。
・「公式② 好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと」
・一方「大事なこと」は、状態を表しています。 例えば「自由に生きたい」「人に優しく生きたい」「安心して生きたい」「穏やかに生きたい」「熱中して生きたい」 などが「大事なこと」の一例です。
・「大事なこと(価値観)」から「仕事の目的」が生まれる
・まずは「大事なこと」から生まれる「仕事の目的」から見つけていくのが自己理解メソッドのルールです。
・次は、「仕事にできない」という思考のブレーキを外すために「得意なこと」を見つけましょう。
・多くの人が「やりたいことが分からない」と悩むのは、この順番が間違っているからです。
・自己理解でやってはいけないのが、真っ先に「実現手段」をごちゃごちゃと考えてしまうこと です。
・という偽物の価値観を、自分の価値観と勘違いしないようにしましょう。 これは、親や社会という自分の外側の世界から知らないうちにすり込まれている、自分以外の誰かの価値観です。
・利益志向型の目標は達成しても幸せになることができず、実際には不幸になってしまう」ことが分かっています。
・〇 自分の成功法則は、自分の中にしかない
・好きなことを仕事にするときは 「どんなところが好きなのか?」もセットで考える
・役に立つことしかしてはいけない ・誰かに説明できることしかしてはいけない ・お金を稼げることしかしてはいけない ・生産的なことしかしてはいけない このような状態になってしまっている方が多い気がします。