続・医者も知らないホルモン・バランス―自然なプロゲステロンが女性の健康を守る!
- 作者: ジョン・R.リー,John R. Lee,今村光一,伊藤由紀子
- 出版社/メーカー: 中央アート出版社
- 発売日: 2000/02/25
- メディア: 単行本
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2冊読了。
婦人科系の持病があるので自力でなんとかできないかと読んでみた。
■「医者も知らない~」は96年に出版され、10年に改訂増補版が出版。
■「続~」は00年に出版。
作者はアメリカの医師。
メインは更年期症状と女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)について。
先進国に更年期症状が多いのは、食べ物、運動不足、環境ホルモンなどによりエストロゲンが優勢になっているのが原因だという。
更年期症状というと、一般的にエストロゲン不足のイメージがあるが、実はエストロゲンよりプロゲステロンの方が減少しやすいという。すると、プロゲステロンとバランスを保っていたエストロゲンが優勢になり、様々な症状が現れる。
そのため、プロゲステロンを増やそうという内容。
なぜ、プロゲステロンが減るのかは、30代あたりから始まる無排卵月経やストレスによる副腎疲労など、様々な要因がある。
また、エストロゲンが増える原因も、糖質やカロリー過多など様々。
作者は基本的には食事と運動、ストレスの改善で治る可能性があると言っている。
生活を見直した上で、天然プロゲステロンクリームを使用することを勧めている。
出版年が96年(10年改訂)、00年なので、本に書かれた状況が今もそうなのか気になるところ。試しにネットでプロゲステロンクリームを検索したら、病院で扱ってるところもあるので、この内容が浸透してきてるのかな?と思った。
本が参考になるだろう層は…
更年期障害のある人、骨粗しょう症の人、婦人科系や月経にトラブルのある人、あたり。
ただ、ホルモンの名称や代謝経路、酵素、補酵素、レセプターなど専門的な言葉が出てくるので、読む人を多少選ぶかも。
本はかなり分厚く、どちらも2㎝くらいあるのかな。
色んな病気と女性ホルモンの関わりが沢山載っているので、興味のない病名をとばすと、割と早く読めるかも。
■「医者も知らない~」は、基本的な事。
■「続~」は、副腎疲労(ストレス)について多く載っているのと、各病気について詳しく載っている。
両方読むのがオススメ。
実際にクリームを使うのなら下記の「天然ホルモン実用ガイド」がオススメ。症状別の使いかたが詳しく書かれている。
ただ、中古しかなく高いので、私は国会図書館で読んできた。
天然ホルモン実用ガイド―天然のプロゲステロンが女性の健康を守る!
- 作者: ジョン・R.リー,John R. Lee,石原佳代子
- 出版社/メーカー: 中央アート出版社
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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