作者は記憶力日本選手権の1位で世界記憶力グランドマスター。
前回読んだのが勉強法で、今回はメモ術と発想法。面白かった。暗記用アプリを知れたのが一番の収穫。
勉強法はこちら。
メモ:
・記憶には最終的な消費期限があるということです。その期間はおよそ1ヶ月
・脳は文字で書かれた知識の情報の記憶「意味記憶」よりも、自分が体験、経験した記憶「エピソード記憶」の方が断然強く記憶に残る
・人に教えるという行為はまさにエピソードです。この教えたというエピソードを思い出すと、それをきっかけにその思い出のなかに含まれる教えた内容もいっしょに思い出すことができるというわけ
・では何が想起練習にあたるのかというとそれは「記憶を呼び出して本当に頭に入っているか確認する」作業のこと
・「記憶を呼びおこす」という行為を必然的に要求される学習法があります。 それが「単語カード」
・脳は「覚えよう」という意志を持つと記憶のスイッチをオンにしてくれるため、人と会う前には「顔と名前を覚えるぞ」という気持ちを持っているだけでかなり効果があり
・その要因のひとつとしてホワイトボードの広さがあるとみてい
・必死に考えることで、たとえその場ではいい考えが出なくても、意識下には本人が何を欲しているのかを伝えることができ
・①脳にストレスをかける ②意識をそらしてストレスから解放する という流れをとることによって、脳のなかでのアイデアの熟成期間を確保する
・図のように質問の周りにキーワードを書いて線でつなげていき
・①それぞれに共通な要素をピックアップする ②なぜその要素が必要なのか考え、調べる ③するとまたそこからいくつかのキーワードが発生する そしてまた①からを繰り返し、自分で必要な段階の概念まで登っておく
・Substitute(代用)……現状以外に代用できるものはないか? Combine(結合)……他のものと結び付けられないか? Adapt(応用)……今あるものを応用できないか? Modify(修正)……これをどのように修正および変更できるか? Magnify(拡大)……規模を拡大したり、何かを加えたりできないか? Put to other uses(別の用途)……今のやり方を別の用途に使えないか? Eliminate(削除)……何かカットできるものはないか? Reverse(逆)……現状を逆にしたらどうなるか? Rearrange(再編成)……今のやり方をよくする再編の仕方はない
・何かを始めるときにはスタートしてから4分間で調子の波に乗ることができれば、その後、楽に作業を進めることができるという法則
・研究によると「いつ」「何を」行動するかという計画を事前に具体的に決めておくとそれだけで実行できる確率は何もしていないときの2倍から3倍も高くなるそう
・「○○ならば××」という情報は脳にとって理解しやすい文法なのでより強く脳に訴えかける
・脳は文字よりもイメージの方が理解しやすいという性質を持って
・冷静なときであれば考えすぎとも思えるようなレベルの不安や心配事をずらずらと紙に書きつづっていく
・反対になった状態のまま、その絵を写す
・「アウトプット能力の向上はイコール創造性の向上」
・脳の性質として「ものごとの全体像を知りたがる」というのがあり
・頭のなかにある知識を「言葉」としてアウトプットすることを定期的に行っておくことが有効