2014年の本。
コレステロール値が高いと言われたので、基本を知りたくて購入。
昔の本なので、最近の情報とどこまで同じか違うのか気になるところ…。
脂質異常症は3種類
● 高LDLコレステロール血症……LDLコレステロールが多すぎる。
● 低HDLコレステロール血症……HDLコレステロールが少なすぎる。
● 高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)……中性脂肪が多すぎる。
中性脂肪が高いのは糖質過多が原因。
HDLが高ければLDLが高くても問題ない。
適量のアルコールがHDLを多くする。
メモ:
・HDLコレステロールが高ければ、LDLが高くてもまったく問題ありませんし、
・血液中に中性脂肪が増えると、HDLコレステロールを減らし、LDLコレステロールを酸化させます。また動脈硬化の原因ともなります。本当に悪いのは中性脂肪だったのです。
・中性脂肪を増やし、体に余計な脂肪をため込む元凶は、じつは炭水化物(=糖質)だったのです。
・脂質異常症には次の3種類があります。 ● 高LDLコレステロール血症……LDLコレステロールが多すぎる。 ● 低HDLコレステロール血症……HDLコレステロールが少なすぎる。 ● 高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)……中性脂肪が多すぎる。
・不足の原因のいちばんは運動不足です。運動をすることで、HDLコレステロールを高めなければいけません。
・またアルコールが、HDLコレステロール値を上げることもわかっています。
・そして病院では、たいていスタチンという薬を処方します。しかしこの薬は、飲むと体がだるくなり、元気がなくなるという副作用があります。
・中性脂肪が高い人の血液は、ドロドロの状態
・そこにATL(GPT)という項目があるはずです。ここの数値は、肝臓の状況を表しています。脂肪肝かどうかをチェックするには、この項目の数値がいちばん重要なのです。
・基準値は 10 ~ 30 IU/lとされていますが、私は 17 で肝臓に脂肪がたまり始め、 20 を超えると、ほぼ脂肪肝の状態だと思っています。
・意外なことにアルコールを飲む人は、飲まない人に比べ、脂肪肝になりにくいということがわかってきました。
・脂質異常症はほとんどの場合、生活習慣の乱れが原因で起こります。
・更年期以降、エストロゲンの分泌が減ると、コレステロール値が急激に上がり、脂質異常症になりやすくなってしまいます。
・脂質異常症は、たいてい肥満をともないます。
・ところが、冷たいものを頻繁に飲むことが、血液の流れを悪くして、ドロドロにしてしまいます。
・炭水化物(=糖質)のとりすぎは、HDLコレステロールを下げ、動脈硬化を促進させることになります。
・また、LDLコレステロールが低いと免疫力が下がって、がんを発症する危険が出てきます。
・中性脂肪などの脂肪を排出する作用があるのは、海藻やこんにゃく、寒天などに多く含まれる水溶性のほうです。
・さらにアルコールには、インスリンが十分作用しない状態=インスリン抵抗性を改善し、糖尿病の予防にも一役買っていることまでわかってきました。 ただし、こうした効果が期待できるのも適量までです。
・お茶、魚、海藻、納豆、酢、きのこ、野菜、ネギ類の8品目。食品の頭の文字を並べて、〝オサカナスキヤネ〟と覚えましょう。そう「お魚、好きやね!」です。〝オ〟は、お茶の代わりにオリーブオイルでもいいですよ。これを入れると9品目になりますね。