読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

 

作者のブログを何度か見たことがある。けれど本を買うには至らず、たまたま半額だったので購入。

 

タイトルは1週間で8割だけど、情熱や勢いのある本ではなく、淡々としていてさらりと読める本。一気に片づけると疲れて進まなくなるから少しずつと言っている。

 

読んでいると何か悲しみが根底に流れてるような気がして不思議で、何か幸せそうじゃないのが不思議なんだよなあ。。。テンションを抑えて冷静に書いてるせいなのかなあ。。。

 

内容は割とどこかで見かけたものが多い。とはいえ、既存の片付け本に対して、作者が合わないと思ったことが書いてあるのが面白い。人それぞれタイプが違うので、合わない理由とやり方があるのは参考になる。

 

目新しいことがそんなに無い分、他の本だと流して読んでしまうところが目に入ったり、流しながら読めるので余裕がある分ハッと気づいたことがあり、それがよかった。

 

 

 

メモ:

・そもそも「何かを捨てたい」と思うということは、「もうこれは必要ない」と答えが自分の中で半分出ているのだ と思います。

・包装に使われていた箱や袋は、本体(中身) を店から家に運び終わったら使命を終えています。そもそも、 パッケージがほしくて買ったわけではないのだ、ということです。

・捨てる行為には盲点があります
・ノウハウ本がたくさん出ているために、 捨て方にこだわってしまう こと。
・「ときめき」で捨てられない理由(中略)モノを捨てることに慣れていない場合には、この「触る行為」が、モノに執着させ、捨てづらくしてしまう と思ったのです。
・人は何かに触っているうちにその対象に、感情的なつながりを感じます。また、触っている時間が長ければ長いほど、より価値を感じる傾向があります。

・ モノを捨てるときは、お金にしようと考えない ことです。
・ 売ろうとすると「捨てること」に集中できない からです。

・捨てる前の準備として、「なぜ、私はモノをたくさん捨てるのか?」という問いに対して、自分なりの答えを出しておくといいと思います。

・一気に片づけようとすると脳が疲れてしまい、「捨てる、捨てない」の判断基準が鈍ってきます。「これは別に捨てなくてもいいか」と 自分に甘くなり、時間をかけた割にはあまり片づかなかった のです。

・直感的にパッパッパと決められないときは、「迷ったら捨てる」 と決めておくのが、いちばんシンプルです。

・何かを手にして捨てようかどうしようか迷うのは、 すでに捨てたい気持ち、邪魔に思っている気持ちが心のどこかにある からではないでしょうか。

・この手の「いつか時間ができたら読もう」と思っている勉強のための本は、 それを見るたびに罪悪感を味わってしまいます。「まだ読んでいない、まだ勉強していない」という感情です。  このような感情はストレスになる

・サラダ用の野菜の水切りをする調理道具。(中略)代わりに今はディッシュタオル(布巾) に野菜を包んで振っています。それで十分に代用できます。 「ポリ袋に野菜とキッチンペーパーを入れて振る」という方法もあるようですが、私はキッチンペーパーを持っていないので試したことがありません。