読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

蜜蜂と遠雷

直木賞本屋大賞を受賞した有名な作品。

 

内容は有名なコンテストに挑戦するピアニストたちの群像劇。

3人の天才ピアニストと市井のピアニストの4人の話が交互に語られ、それぞれがコンテスト中に影響されながら才能を開花させていく。そして、型破りな天才少年の推薦文を書いた巨匠のメッセージの謎が明らかになる。

 

面白くて一気に読んでしまった。夜中1時に読み始め、止められなくて朝の8時に読了。久々に小説の世界に没頭した。

クラシックの話は好きなので、ほかにいくつか読んだことがある。私の浅い知識でも、実際はこんなことはあり得ないんだろうと思うことがチラホラあったが、成長物語&ちょっとしたミステリーと思うと、フィクションとしてありだなと思う。そこがスルーできないと気になることがいろいろでてきそう。作者が描こうとしているのはあくまでも人の心なんだと思う。

 

面白かった。