タイトル通り、思考が現実化することを解説した本。
特に、ビジネスで成功して富を得たい人向けの本。
膨大な実例と同じ内容が繰り返し出てくるので、読んでて少し飽きる…(--;)
同じ内容が繰り返されるのは、本の内容が願望を繰り返し心に入れるよう言っているため、それを実践するような書き方になっている。毎日少しずつ読むと洗脳のように心に入っていく。
内容を大きくまとめると、ポイントは3点…
・まずはハッキリとした願望を持つ
・達成のための意欲と信念をもつ
・すると第六感がくる、即実行する
これが思考が現実化するシステム。
著者はビジネスマンを追い続け、仕事で成功した人に共通することを本にまとめている。
そのためビジネスで必要なことも沢山書いてある。
プラスアルファの仕事をするとか、どういう人と付き合うかとか、いろいろ…。
ただ、仕事の部分はあまり興味がないので流して読み、仕事以外の普遍的に使えそうな部分をメモした。
ポイントのメモ:
・まずはハッキリとした願望を持つ
願望は紙に書き、起床後、就寝前の一日二回大声で読む、
できれば頻繁に思い浮かべると脳にプログラムされる。
感情をこめて、実現したと考えておこなう。
・達成のための意欲と信念をもつ
やるぞと意欲を出す、願望を手に入れた状態をありありと描く、
感情を伴う思考は強い信念と結びつくと実体化する。
・すると第六感がくる、即実行する
第六感は成功哲学の頂点である。
実行するには他人の意見に惑わされるな。決断力の欠如が最大の失敗。
第六感がくるには心の平安が重要。心の平安は自己訓練と習慣である。
心のコントロールは明確な計画と目標に没頭すること。
人生には悩むほどの価値あるものなどない。
対戦相手は時間なのだ。
健康こそが宝。
・ほか
ネガティブな思考は言葉でなくても伝染する。
心配ごとはもともと小さい悩みから発してる。
無気力から脱出するには意欲とイメージを駆使し忍耐強くやる(思考の現実化と同じプロセスか?)
考え方があなたを変える、自分が考えるような人間になる。
富は手段。
思考は強力なエネルギー。
異なる結果こそチャンス特有のトリック。失敗は形を変えた恩恵。
毎晩想像上の相談役と会議をした。
私は思考が現実化したことも、第六感がきたこともあるので、内容の感覚的な部分がよくわかり理解しやすかったが、一部書き方が誤解されやすい気がする。それは著者がそう思ってるのか書き方の理解の違いなのか迷う部分があって、どうなんだろうなあ。
「第六感がくるには心の平安が重要。心の平安は自己訓練と習慣である。」が勉強になった。
何らかの行動に没頭したり、即断即決とか、情報の心への影響力を考え取捨選択するとか、心に平安をもたらす方法がいろいろあった。
心が平安なら願望が叶わなくても幸せな気がするなあ(笑)