Kindle Unlimitedで無料だったので読んでみた。
作者は表紙を自作して出版したデザインの素人。
節約のため、「それっぽい表紙」と「素人っぽい表紙」を徹底的に分析し自作の表紙を完成。ベストセラー4冊という結果を出している。
プロっぽい表紙は小手先のテクニックで作れると言っている。
Canvaという無料デザインツールを使用し、Canvaの具体的な使い方も書いてあるので、ど素人でも作成可能で役に立つのでは。
あっという間に読める。
デザインする時のエッセンスを抽出した内容で非常にわかりやすい。ただし、エッセンスだけで自作できるかというと、色々な本の表紙を眺めてアイデアをインプットする必要がある。どういう部分を見たらいいのかというポイントが分かるので、これを読むとインプットの能力も上がりそう。面白かった。
目次
1.レイアウトをキめる
2.色をキめる
3.フォントをキめる
4.磨きをキめる
・表紙は内容に合わせる
・レイアウトは売れてる本を観察
・タイトルでインパクトを出す(文字を大きくする)
・帯を入れる
・表紙を見ただけでどんな恩恵が得られるのか、どういう本なのか、どういう人間が書いたのかがわかるようにする
・不自然なスキマをつくらない(イラストを入れる)
・数字を入れる
・部分的に大きくする
・図形・記号を入れる
・迷ったら英語を入れる
・色に統一感をもたせる(4色)
・強調したい部分の色を変える
・フォントは2種類、多くて3種類
・太いカクカクしたフォントがおすすめ
・エフェクトをかける(影やアーチなど)