読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

ラクガキ・マスター

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

 

落書きの描き方の本。

作者はイラストレーターで、R25や大人たばこ養成講座などで知ってる人も多いのでは。

 

作者のイラストが大好きで購入した。

内容はイラストが盛りだくさんで、イラスト集のよう。見るだけでも楽しい。
文章は短く端的。行間の余白が多めで、ゆったりリラックスして読める。
絵の基本的な事項の説明と、落書きの場合の説明、発想について書いている。

意味のない自由なイラストが沢山あり、読むと描きたくなる!
枠が外れ想像力を貰える。

 

本当の初心者には向かないけど、デッサンは出来るけどイラストが描けないとか、顔だけ描けるけど他は無理とか、なんとなく落書きは出来るけどコレでいいのか?とか、ほんの少しだけ絵が出来る人向けな気がする。

描くのが好きな人なら得るものはあると思う。

 

 

メモ:

・(ラクガキは)手の貧乏ユスリです
・線をつなぐ
・遠近感はあきらめる
・カタチを上手に置きかえる
 葉っぱは短冊、枝はトーナメント表
 広葉樹は傘のかたまり、針葉樹は犬のシッポの回転体
 山はシワ、犬や猫は指で立つ人
・自分が経験したことや、本で読んだ知識、自分が感じている感覚や頭の中の想像を、できるだけ簡単な線の中で結びつけることです
・特徴を上手に残しながら描く
・カラダにだっていろんな表情がある
・あなただけの独創的なキャラクターをつくりましょう。(中略)そんなキャラ、いりません。
・キャラクターはみんなが見たことのあるものでつくらないと意味がないのです
・自分の絵が、僕のわかっていないことや足りないところを教えてくれます

1.(イメージを)思い描く
2.箱庭をつくる
3.スカスカの箱庭になる
4.箱庭を印象に近づける
5.調べる
6.推測する
7.箱庭の完成
8.箱庭を使って描く