眠れないほど面白い『古事記』―――愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語 (王様文庫)
- 作者: 由良弥生
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: Kindle版
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章が上中下巻の3つに分かれている。
上は神話時代、
中は実在不明な天皇の時代(神武天皇~)、
下は天皇が実在したであろう時代(仁徳天皇~推古天皇)。
神話に興味があったので上巻は面白かった。
中巻になると天皇の時代になるので争いが増え、殺しの話ばかりになってくる…ちょっと興味薄でダラダラ読む。特定の天皇に興味があれば面白いんだろうけど。
下巻は読まず…。
古事記を初めて読むので比較できないけど、上巻はサラッと読めて面白かった。
名前が多すぎて覚えられないけど…。
話中に「~だったのだろう」という補足文がまぎれこんでいるので、本文外に注釈や解説があるものより話が途切れずに読みやすい。
ただ、それゆえに、一瞬、どこからが著者の補足か迷うこともあり(意識すればハッキリ分かるけど)、ふと意識を戻されることがあった。
エログロとまでは言わないけど、なり余ったところとなり合わぬところ(陰部)という表現や、トイレしてるところに下から矢を刺しとか、そういう表現はある。