メイクの仕方の本かと思ったら、もちろんメイクの質疑応答もあるけれど、どちらかというと自己啓発っぽい。タイトルを見たら自己啓発っぽいことに後で気づく…。
メイクで変えよう、隠そうとするのでなく、そこが自分の魅力と気づくこと。メイクより自分の在り方が大事と言っている。
また、メイクについては自分の感性が大事で、困ったことが起これば自分で考える、調べる、検証する、をしようと言っている。
とはいえ、メイクの色々を知ることができてとても面白い。
また、メイクについては、やらなくていいことを沢山言ってくれてるので気持ちが楽になる。
普段、2分でメイクが終わってしまう超薄い適当メイクしかしないので、読んだら逆にもう少し気にしてみようかとやる気になった。
化粧って色んなものを隠さなきゃいけないイメージがあったので、隠さなくていい、感覚でやっていいなら楽しそう♪
化粧に興味がなかったけど、趣味の絵は瞼や唇に色を塗るのが大好きなので、根本的には嫌いじゃないのかもな~と気づかせてもらった。たぶん、隠すことを考えると途方もない労力になりそうなのが嫌なのかもなあ。
メイクのイメージがガラッと変わるので、化粧が嫌いな人、苦手な人、うまくできない人にオススメ。
メモ:
・髪の毛の生え際とフェイスラインは塗らないほうがいいですよ。
・しかも、 アイラインの効力が最も発揮されるのは写真撮影において なのです。
・メイクの失敗というのは、大抵やりすぎのケースばかりなのです。やらなさすぎて失敗ということはほとんどありません。ですから、 下手にするくらいなら、しないほうがいい のです。
・色味はチークかリップ、どちらか一つで十分 なのです。
・僕が女性だったら、デートのときは、粒子の大きなキラキラするパールをポーチに忍ばせて、2軒目が暗くて間接照明があたるようなお店だったら、密かにアイメイクにパールをプラスします。
・男性目線から解析いたしますと、浴衣はともかく、着物姿の女性をほとんどの男性は、 親戚の人か公の人 だと思っています。 同じく、最近では若い子にも増えてきたので一概には言えませんが、基本的に濃い色の口紅の人のことを おばちゃん だと思っています
・パーソナルカラーの最も気をつけなくてはいけないところは、シーズンごとに紹介されるカラーチャートがあるのですが、メイクの色としては鮮やかすぎる色が多く、自分に合う合わない以前に、メイクとして鮮やかすぎる傾向があります。
・具体的に言うと、毛穴を見るには、約 80 センチの距離まで近づかなくてはいけません。
・おそらく印象の薄さ(だとあなたが捉えているあなたの特徴)が魅力なのですから、眉をハッキリ描くことはかえって逆効果です。
・本当の意味で今の流行を表しているメイクは、ファッション雑誌のファッションページに出てくるモデルさんのメイクです。
・顔を愛するように触る なのです。
・逆転の発想で、 シワができるような年齢になると、その曖昧なニュアンスが魅力になります。(中略)印象派の絵のように、輪郭をとらず、均一に塗らず、ふわあっと色づかせるメイクを心がけることで、シワのない世代にはどんなに頑張っても出せない、味わい深く、慈しみ深い仕上がりになり
・もっとメイクというのは感覚的なもので、 感性の発動 によって動かされるべきなんです。
・メイクはお昼に直さないほうがいいですよ。
・1時間に一度くらい、小鼻の溝を指で優しく撫でればあっという間にキレイになりますよ。
・そもそも 乾燥しやすい目のまわりや頰は、朝は洗顔しなくていい です。
・鼻とおでこに美容液や乳液やクリームみたいなものは一切塗らないでみてください。日焼け止めは塗ってもいいですが、あくまで薄く。 それだけでも、テカりにくくなると思います。
・脂とり紙をオススメできない、僕なりの最大の理由は、使用する際、脂を取るだけでなく、お肌が乾燥してしまうおそれがあるからです。
・もう顔を白くしたいなんて思わないほうがいいです。 人はそんなに白さを求めていないですよ。