エイブラハムの、お金と健康に特化した本。
基本はエイブラハムの他の本の内容と同じで、自分が出している波動(気分)と同じものを引き寄せるという内容。お金と健康の色んなバージョンが紹介されていて分かりやすい。
お金をポケットに入れて「あれも買える、これも買える」と思考を変える方法が面白かった。
最初は「明るく前向きな気分ほど大事なことはない」と言っているが、最後の方は「ホッとすればいい」と言っている。明るく前向きな気分はハードルが高いが、ホッとするのはハードルが低くてホッとする(笑)。
メモ:
・あなたが激しく望んでいるのは波動の変化であって、何かを買う能力ではない。
・自分の成功や失敗を他人のせいにすると、自分ではどんな変化も引き起こせなくなるからだ。
・一日中、明るくて気分のいいショートストーリーをたくさん語っていれば、引き寄せの作用点が変化する。
・他人を喜ばせたいという願望は放棄して、代わりに自分の感情を大切にして明るくて気分のいい思考を選び
・時間の不足はあなたの問題ではない。お金の不足はあなたの問題ではない。世界を創造する「エネルギーとのつながり」の不足が、足りない足りないと感じる気持ちの核心にある。こういう欠落、不足を満たせるのはたった一つ、「 源 とのつながり」「本当の自分」との調和だけだ。
・波動を出してからその証拠が現れ始めるまでには、時間差があるということです。皆さんのどんな創造でも、証拠が現れる前に、波動のなかで 99 パーセント以上は完成しています。
富
・お金にしがみつき、けちけち使ってできるだけ長もちさせたいと思うだろう。だが、足りないという気持ちがあると、経験のなかになかなかお金が流れ込んでこない。
・十分な収入が得られる仕事を見つけ、得たお金で好きなことをして幸せになろうとするよりも、幸せに生きることを「キャリア」にしなさい。幸せな気分でいることがなによりも重要だと考えれば──そして「生活のために」することが幸せであれば──あなたは最高の組み合わせを発見したことになる。
・仕事の環境を改善するいちばん手っ取り早い方法は、現在の環境で明るくて気分のいいことを探すことだ。ほとんどの人はまったく反対で、環境改善の努力を正当化しようとして、逆に欠陥を指摘する。だが「引き寄せの法則」は常にあなたが関心を向けていることをさらに引き寄せるのだから、望まないことに関心が向いていれば、さらに望まないことが引き寄せられてくるだけだ。
健康
・そもそも病気になったのは健康の欠落に関心が向いていたからではない。そうではなくて、「望むいろいろなことが満たされていない」という面に関心が向いていたからだ。
・関心を持つすべてのことについて、もっと明るくていい気分になるストーリーを語ろうというシンプルな意志を持つだけで、身体に大きな影響を及ぼせる。
・いつも明るいことを考えていれば体調はいいし、いつもストレスになる恨みがましいことや、憎悪や不安をかきたてることを考えていれば、病気が促進される。
・だが年をとって衰えるのは、身体が時間とともに壊れるようにプログラムされているからではなく、長く生きるとそれだけ騒いだり心配したりすることが増えて、自然な幸福の流れに抵抗するからだ。病気になるのは年齢ではなく、その抵抗のせいなのだ。
・常に痛みが強い状態でも、痛みには波がある。そのなかでいちばん楽なときを選んで肯定的な側面を見つけ、明るくていい気分になる思考を選びなさい。ホッとして楽になる方向へと思考を向けているうちに、ポジティブな姿勢が固まってきて、やがては幸福に戻ることができる。例外なく常にそうなる。
・病気は自分が弱いという意識や警戒感から生じることを忘れないように。
・今夜ベッドに入って眠るときには、ベッドの素晴らしい心地よさを存分に感じなさい。伸び伸びできる広いベッド。気分のいい枕。夜具の肌触り。 明るくて気分のいいことに関心を向け、明るくて気分のいいことを考えているときには、病気の燃料が断たれる。