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出会いを引き寄せる服の選び方 愛されリアルコーデ

出会いを引き寄せる服の選び方 愛されリアルコーデ

出会いを引き寄せる服の選び方 愛されリアルコーデ

 

ハウツー本と思ったら、6人をコーデした読み物。
読み物だけどハウツーがあるって感じ。

 

ファッションプロデューサーの作者が、依頼のきた6人を服で出会いへと導く。

 

 

依頼→ヒアリングシート→依頼者の本音を探る→解決できる服を選ぶ、という手順でコーデを完成させ、依頼者の意識が変わる様子を物語で書いている。

合間にちょっとしたコラムと、巻末に服とアクセサリーのブランドの価格帯やタイプあり。

 


どの服も、依頼者の本音を探り出し、なりたい人物像に合うメイクと服を選んでいるが、出会いということで、ワンピースやスカートのモテ服のみ。デパートに入るようなブランドで高めのライン。タイプの違う6人を、1人につき2~3着のコーデを選んでいる。

ハレの日用の服だけど、カーデを変えて仕事用にするなどアレンジも多少あり。でも、華やかな服が多いかな。

 

ヒアリングで依頼者の本音を探っていて、その部分が自己啓発的で参考になる。

コーデはアラサー向け、自己啓発部分は万人向け。

 

 

 

 

メモ:

・私は相談者と会うにあたり、事前に「ヒアリングシート」の記入をお願いしています。次は、そのなかでも重要な4項目。これは自身のプロフィールや憧れの人物像、悩みなどを書いてもらうもので、私にとっては、相談者の心の内側を教えてくれる大切なヒントになります。自分自身がどうありたいかを言葉にできないと埋められないので、相談者は必然的に自分自身と向き合うことになります。

・男の人ってお腹が出てる、出ていないなんて、実は女が気にするほど見ていないのよ。

・重要なのは細部よりも全体のイメージ。やっぱり男性が惹かれる女性のイメージというのがあるものなの。

・柔らかな白のワンピースこそが、究極のモテ服だと言えるでしょう。

・口紅は発色のいい華やかな色ものを選びましょう。皆さん、色が濃すぎるのでは、と最初は気にされるのですが、少し濃いと感じるくらいが、全身のバランスで見るとしっくりくるのです。

・特に 婚活サイトのプロフィール写真においては、その他大勢が着ているような服を選んではいけません。

・それぞれの服をどんな気持ちで着ていくべきかをレクチャーします。この時すべての女性にお願いするのが、 「その服を着た瞬間〝女優スイッチ〟も一緒に入れてください」

・着た瞬間に身体の中から喜びが湧くような、 なりきり力を持った服しか連れ帰らないでください とお願いしています。

・男の人は相手の服装によって見方と態度が変わるんです。服って上手に使うと相手をコントロールできるものなのよ。それだけ、白には強い力があるのよ。

・女性のおしゃれへの意識は大抵、母親の影響を大きく受けています。たいてい

・「装いや見た目は相手に与える印象に 10 割、影響する」

・すぐに声をかけられる人ほど、すぐにさよならされてしまう という現実です。

・ 服の選び方って、実は恋人の選び方とすごく似ている んです。例えば〝なんとなくこれでいいや〟と思って買った服って、すぐ着なくなったり、なんとなくずーっとあったり。またはなんとなく、ずーっと着ちゃったりするもんでしょう。どうしてもこれじゃなきゃっていう洋服に出会ったことある?

・「衣食住」全部に対して言えることですが、何事も自分の意思を持って選ぶ人と、なんとなく「これでいいや」と思って選ぶ人は、願いを引き寄せる力に大きく差がつくものなのです。

・実は、女らしい服を着ることに抵抗がある人や、おしゃれに対して少し罪悪感めいたものを持っている人に、 思春期に母親から言われたことがトラウマになっている ケースが多いのです。  母親はそう認識していない場合がほとんどですが、実は無意識に、子どもの美意識や服を選ぶ感覚を決めてしまっています。

・目的がたくさんあるから、なりたい像をキーワードにしていくんです。「キュート」で「アクティブ」とか。 いくつかのキーワードを組み合わせていくと、自分の服のキーワードが決まってくる んですよ。

・メインカラーを決めたら、最初に手に入れるべきものは名刺入れなの。これぞビジネス小物っていう存在でしょ。そうしたら小物入れやタブレットスマホケース、バッグとかを赤でそろえていくと、それを中心に洋服の色も決まってくるの。赤い服はなかなか着る機会がないかもしれないけど、赤小物が映えるようにベースを白やベージュ、紺にすればいいのよ。

・そして、 不本意なキャラを抜け出す時にこそ、服を味方に、その力を借りましょう。

・50 歳を過ぎて自分が持ってる明るさは 30 Wくらいなのに、なんでそんなにくすんだ素材のものを着ているんですか? って思うことが多々ある。

・素材もいいものに変えていかないと同じ明るさにはならないのよ。その明るさを助けてくれるのが上質感なんですよ。別に、やみくもに高いものを着なさい、っていうことじゃ

・30 代後半を過ぎたから、好きだったけどこれは着られない、って 縛られすぎるとつまらなくなっちゃう。自分にとっての「上質」は、他の人と違って当然。

・何も選ばないと、人間ってどんどん自信がなくなっていくの。でもね、自分が迷ってることを認識していない人がほとんど。

・そして無難だから、値頃感があるからと服を選んでいると、ずーっとなんとなくの服を買う人になってしまいます。そういう服を着続けていると、時間だけが過ぎていき、 悪しき気流の中に 呑み込まれてしまい、なんとなくの人生になってしまうのです。

・洋服一着、物一つひとつに対して魂を込めて選び抜くと、間違いなく自分の人生の力強いパートナーとなってくれます。

・体形が出ない服ばかり着ていると、どこまでも身体が甘やかされてメリハリはなくなっていくし、太っていっちゃうのよ。

・美人=顔2:髪3:服5