外資系コンサル10人にインタビューした本。
ハウツーというよりは、どちらかというと読み物的な本かな。
プレゼン、資料作成、議事録、アイデア出し、などのために手書きノートを使っている人が多い。
PCだと何となく完成しちゃうけど、その前に手書きで考えを完成させることと、何人かが言っていた。
個人的なことだけど、昔グラフィックデザインを習ったときに同様のことを先生が言っていて身に染みて納得…。
パワポがおかしなことになるというのも納得…昔、現場でそういうパターンをよく見た。大企業の優秀な人でもやってたのが驚きで、本質から逸れるよなあと。。。
手書きするのに柔軟な発想で使っていて自分の枠が広がった気がする。いずれにしても柔軟によく考えることなんだなあ…
メモ:
・紙に向かえば、考えていないことはすぐにわかる。手が止まるからだ。しかし、パソコンに向かえば何らかの作業ができるため、考えているつもりになってしまう。そしてつい大きな言葉を打ってしまう。
・人の話を聞きながらのメモは、必ず「手書き」にしている。 「人前でキーボードを打つとあまり印象が良くないんです。話題に興味ないのかな、内職しているんじゃないのかなと思われかねません」
・この「考える時間」と「作る時間」を明確に分けるやり方が、清水さんの効率的な仕事を支えている。
・社内の会議においてパワーポイントを禁止する会社が世界的にも増えてきている。
・「生産性を向上するためにもパワーポイントで資料作りはやめませんか?」
・資料を作るときは、パソコンに向かうのをやめて、自分にとってテンションが上がる紙を1枚用意したら、それを四つ折りにして書いてみてほしいんです。4分割にする方法は、一番シンプルな思考法です」
・リングは上にして使うことで書くスピードがさらにアップ
・人は、何かを書くとなると、いろいろな制限を感じる。紙の大きさに対してはもちろん、文字の美醜に対して、または、見栄えに対して、
・頭に浮かんだものをとどめておくと、澱んでしまう。