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折田式足もみ健康法

折田式足もみ健康法: 足が軽い、病気知らずの無痛台湾法リフレクソロジー (shirokuma books)

折田式足もみ健康法: 足が軽い、病気知らずの無痛台湾法リフレクソロジー (shirokuma books)

 

最近数冊購入した足もみ本の中で、これが一番良かった!

足もみに慣れた人が詳しく知りたい場合に適している。

 

若石の創始者の推薦文が載っているけど、折田式は若石より揉む順が割と柔軟。

各反射区の細かい図、対応する臓器の説明と図、「手指・棒・さんかく」での揉み方、コツが載っている。
知りたいことが細かく載っていてとても勉強になる。

歴史はエジプト、インド、中国のことも載っていて細かい。
東洋思想の時間帯に対応する臓器、五行なども少し載っている。

腰と肩の実験で反射区を押すと対応する部分の血行が良くなる事例が載っているのも興味深い。

 

昔、若石の足もみを習ったけど資料を全部捨ててしまったので、あの頃の資料と同じようなことが本に載っていて助かった。

作者の柔軟な考え方も読んでて楽になる。

 

 


メモ:
●効果
・足もみの効果のメカニズムは「脊髄反射」という神経伝達の仕組みで説明できます。
・反射区の存在を証明する実験があります。(中略)腰椎の反射区を五分揉むと、腰の血行がよくなる
・刺激した反射区の対応する部位だけでなく、足への刺激が背中全体の血行を良くする効果があることも示しています。

 

●やるときのこと
・少なくともコップ一杯の二〇〇cc程度は飲むようにしてください。
・睡眠前に足もみをしてトイレが気になる場合は、トイレに起きない程度に水分を抑え、起床してから残りの水分をとっても良いでしょう。
・従来の台湾式は人差し指の第二関節を曲げて、関節の骨を当てて揉みますが、関節にタコができたり、関節炎になったりするので初心者にはあまりお勧めしません。
・力具合について(中略)閾値をわずかでも越した刺激も大きく越した刺激も、同じ一回の刺激です。
・柔らかく揉んでも痛いとき、痛いところは、血行が悪いところ

 

●考え方
・自分が要領良く揉めるようになることです。最初に習った方法が最上なのではなく、それは、基本であることです。その基本に自分の応用を加えると良いのです。私の基本は血行を良くして反射区の持つ機能を最大限発揮できるようにすることと、痛みをなくすこと、の二点です。皆さんも自分なりの基本を作ると良いですね。
・足もみ健康法は民間療法であることです。決して治療法ではありませんのでこの点をしっかり頭においてください。
・ウイルス性の症状に対しては効果はありません