読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

雲を愛する技術

雲を愛する技術 (光文社新書)

雲を愛する技術 (光文社新書)

 

雲全般について書いてある本。

最初は雲のメカニズムについて詳細に書いてあり、分子構造とか…物理の領域が詳しく書かれていて疲れて流し読みすることに…。

 

中盤は色んな雲の説明。
雲研究者の作者の愛がすごくてクスッと笑えた。というのも、雲を「この子」呼び、「撫でたい」「中に入りたい」「愛おしい」など雲愛をすごく感じ楽しく読めた。

 

後半は危険な雲や災害、予報、身近な現象(結露やアイス、味噌汁)について。

 

他にも、SNSのこと、写真撮影のことなど、多岐に渡り圧倒される。作者の愛だなあ。

 

解説図の雲や水滴に顔が付いてて凄い可愛いのだけど、最後に作者手書きのイラストが載っていて、解説図すべてを作者が描いていたと知りビックリ。
絵が可愛い。女子力高そうな気がする…なんて思い、作者に興味がわいた本だった。

 

でも、単純に色んな雲の写真と解説だけでもすごく楽しい。虹や月などもあって、kindleじゃなければカラーで綺麗だろうなあ。