読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

バカとつき合うな

バカとつき合うな

バカとつき合うな

 

タイトルが少し刺激的。

堀江さんと西野さんが数ページを交互に書いている。

 

内容は、いいバカと悪いバカがいて、悪いバカは時間の無駄だから付き合うなという本。

本の前半は付き合ってはいけない悪いバカについて。
後半はお互いのバカなところと、自分が思う自分のバカさについて。

 

バカと付き合うなと言ってるけど、そんなに批判的な内容ではなく、生き方や考え方の本かな~。
時間は有限だから自分のやりたいことをしようと言っている。

(字面だけだと批判的だけど、例外が書いてあったり、言葉の意味する範囲を推測できれば全てについて言ってるわけじゃないのが分かると思う…)

 

面白いと思ったのは、自分の意見を述べてる箇所は西野さんのほうが読みやすいけど、相手の描写と相手に思うことは堀江さんのほうが読みやすかったこと。
西野さんは自分を表現したいタイプ・堀江さんは誰かを生かすタイプなのかな~と感じ、そういえばやってることもそうだよな~と特性が現れてて面白かった。

 

内容は共感が多く、私も常識や礼儀を省きたいほうなので勇気をもらった。合理的な人は共感が多いのでは。

 

 

メモ:

・情報を取りにいくことに消極的で、運任せで、その結果、想像力がない人。 ぼくはそういう人を、バカと呼びます。
・「みんなと同じことをやりなさい」という人は、全員バカです。
・ぼくの言うバカは、勉強ができる、できないとは関係のない 概念 です。
・いわゆる受験までの学校教育は、従順であることが成績につながります。 テストでいい点をとるということは、出題者の気持ちを 忖度 するようなもの です。
・学歴エリートの得意科目は、数学や英語ではない。 彼らの本質的な得意科目は、従うことと我慢です。
・我慢癖を持ってしまっているのは、もったいないことです。そのメンタルセットが、 あなたが本当にやりたいことを、あなた自身に見えなくしてしまっている というケースが多いからです。
・失敗も、重ねれば重ねるほど経験値が 溜まっていく。 経験の積み重ねだけが、勘の鋭さを磨きます。
・でも 本当に必要な知識がなにかなんて、実際に行動してみないと見えてこない ものです。
・我慢せず行動する友人たちに囲まれたら、抑えつけられた「欲望する能力」もだんだん復活してきます。
・つまり、「付き合え」って言ってくるやつに、優秀なやつはいません。だって、 優秀な人のまわりには、言わなくても人が集まってくるものなので。顔貸せよとか、そういうことを言わなきゃいけない時点で、そもそもその人のまわりに人が集まってなさそうな匂いがしますよね。
・にわかを否定することは、自分が応援している文化を殺す作業です。
・一人一業時代がとっくに終わっていることは、ぼくや堀江さんをはじめ多くの人がすでに体現しています。
・人生とはなにか。人生とは単純に、時間のことです。
・その道の超一流の人が、たぶんその人の中で飽きてしまっていて、結果どうするかというと、 変化球を投げてくる んです。けど、ぼくはそんな変化球は別に見たくないんです。もっと王道のものがほしい。
・たとえば、 電話をかけてくるバカ。電話は、他人の時間に割り込みをするツール です。
・メールのほうが早く書けるのにわざわざ手書きで書くというのは、無駄な時間を使って、つまり自分の時間を差し出すことで、相手にへりくだっているつもりなんでしょう。 その理屈がもう、キモい。
・相手が上司でも、 あなたの時間を差し出せと言ってくるやつは無視していい。
・常識やマナーは、「自分の時間」も「他人の時間」も消耗するだけで、なにも生産していない。
・仕事ができないやつほど、メールが長い。
・しがみついちゃいけないということは、歴史が証明している んです。
・やりたいことが次から次へと出てくるうちにもっと走るには、新しいことを始めるために、なにかを手放して自分の時間を作らないといけない。
・「孤独になったらどうしよう」と恐怖している人って、世の中に多いんです
・他人から見たときの一貫性なんて二の次でいい んです。
・ぼくからの最重要メッセージは、「未来をあれこれ想像して、不安に思うことに意味はない」 ということです。
・いま目の前にあるものが、あなたがワクワクできるものかどうかを大事にしてほしい。
クラウドファンディングやオンラインサロンは「認知度の高い人」ではなく「信用度の高い人」が勝ち組 になっています。
・信用度の高い人……言い換えれば「噓をつかない人」 ですね。
・自由を手に入れたければ、空気を読むバカとか付き合わないほうがいい です
・行動しない自分を棚上げにして、他人を笑っているだけのバカ です。
・考え詰めれば、それを考えてもしょうがないことに必ず行き当たるはずです。
・先のことを考えず突進していくバカ は、その意味で強い。結果的に、「考えても意味がない」という考え詰めた利口と同じ結論を持っている。その上、考えることに時間を費やさなかった分、 バカのほうが利口より時間コスパがいい。
・自分の直感や違和感を大事にして、決定的に違うと思ったなら、すぐに行動すること。あなたが違和感に気づいているのに、それでもそこに留まりつづけても、時間の無駄にしかならない。
・余計な思考を捨てることが即、頭のよさにつながるんです。
・愚痴 に生産性がないことだって自明の前提で、そんな話をしてくるわけがない。   そんなことよりも話したいことがたくさんある。あれが面白い、こんなことをやりたい、こんなプロジェクトができそう、とか。今日もそんな話をLINEでしたところです。
・誰かと自分を比べて思い悩む時間があるなら、その時間で行動したい。ぼくも西野くんもそういうタイプです。
・自分がバカであるか天才であるか、あるいは普通の人か。それを定義したところで、誰が得するんでしょうか。
・もしあなたがすでに、でっち上げた自分を持っているとしたら、そんなものは捨ててしまえばいい。 そのでっち上げた自分は必ず、本当のあなたの行動を邪魔します。それは単に、プライドの別名 です。
・善や正義は恐ろしい。それは必ず思考停止を生むから。宗教は、善や正義を作り出すものです。
・ただ行動と思考だけが自分自身です。