読んだ備忘Log

本とマンガの読書感想ブログ

成功者K

成功者K

成功者K

 

アメトークの読書芸人の回で紹介されてて読んでみた。

普段、小説はあまり読まないけど、紹介していた芸人さんが芸能界ってこんな風に見えるんだというようなことを言っていたのに興味をひかれた。

 

内容は芥川賞を取った作家が成功してヤリまくる話。
タイトルの成功者と性交者が掛かってる。

 

途中途中で放り込まれたネタが特に回収されず、さらりと流れていったのと、最後がえっ?そういう終わり方?っていうモヤモヤで終わり、何とも言えない読後感。これは文学なのかも…文学に失礼?文学は理解できなくてごめんなさいだけど…そう思うと、まあ納得の終わり方で、これはこれでいいんだろうなあ。

 

ストーリーとしてはモヤモヤしたけど、面白かった。

普通の成功者と違うのは、主人公が有名人になり顔を知られてしまうこと。

そこそこの成功体験なら、有名な会社に入れば女性は群がってくるし、多少のお金も自由になるけど、自分を知らない人間には通じない。

有名人だと自分が知らない人間が自分を知っている。しかも、テレビで演出された虚像の自分が世間に知られてる。

その異質な世界に踏み込んだ一般人…主人公の精神の移り変わりが面白かった。