読んだ備忘ログ

本とマンガの読書感想ブログ

眠れないほど面白い『古事記』

章が上中下巻の3つに分かれている。

上は神話時代、
中は実在不明な天皇の時代(神武天皇~)、
下は天皇が実在したであろう時代(仁徳天皇推古天皇)。

 

神話に興味があったので上巻は面白かった。
中巻になると天皇の時代になるので争いが増え、殺しの話ばかりになってくる…ちょっと興味薄でダラダラ読む。特定の天皇に興味があれば面白いんだろうけど。
下巻は読まず…。

 

古事記を初めて読むので比較できないけど、上巻はサラッと読めて面白かった。
名前が多すぎて覚えられないけど…。

 

話中に「~だったのだろう」という補足文がまぎれこんでいるので、本文外に注釈や解説があるものより話が途切れずに読みやすい。
ただ、それゆえに、一瞬、どこからが著者の補足か迷うこともあり(意識すればハッキリ分かるけど)、ふと意識を戻されることがあった。

 

エログロとまでは言わないけど、なり余ったところとなり合わぬところ(陰部)という表現や、トイレしてるところに下から矢を刺しとか、そういう表現はある。