フランス人は10着しか服を持たない コミック版 ファッション&ビューティ 編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
- 作者: 村田順子
- 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ジャパン
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: Kindle版
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一時期よく目にしたタイトルのコミックス!
マンガなので読みやすかった♪(文庫は読んでないです)
片付けの本は好きなので結構読んでて、ときめきとか、断捨離とか、掃除力とか、風水系とかいろいろ読んでいるので、そんなに目新しいことはない。
けれど、マンガで内容が少ない分、一番伝えたいことが伝わってくる。
タイトルは10着だけど、「10着が無理なら20着や25着から始めれば」とあるので、10着に固執しなくていい。10着は目を引くためのキャッチコピーで、10着=適正量、と読み替えるとスッと読めるのでは。
たぶん、仕事をしてて趣味が沢山あるひとは10着なんて無理だと思う…例えば登山が趣味ならウェアが増えるし…ライフスタイルで適正量があるんだろうと、頭の中で変換しながら読んだ。
この本が一番伝えたいテーマは、
自分のキャラクター(見せたい自分)に合う、自分らしい服(引き立たせる服)を着ようということ。
それと、足るを知るということ。
これが分かってれば、本当に洋服が好きで住空間を圧迫しないなら、服は何着でもいいんだろうと思う。
メモ:
・買える範囲で一番よいものを選ぶ
・特別なときは滅多にないから日常で使う
・自分らしさを表現する大好きな服ばかりにすること
・自分のキャラクターを考える(自分ならではのテーマ)
・何が自分の美しさを引き立てるのか
・片付けの基準は4つ
着てる?/サイズは合う?/似合う?/自分らしい?
・買った服のために合う服や靴を買い足すのは失敗の証拠
・自分らしくない服でさえない気分はもったいない
・ワードローブに必要な具体的なアイテムを買うとき以外は店を覗かない
・足るを知る
以前、似合う服を選ぶために骨格診断というのを受講したことがある。似合うものを教えてくれ、講師がスタイリングしてくれたけど、好みでなく着てない…(--;)
ときめきの本を読んで、一気に服を捨てたけど、ときめかないヘビロテ服を捨てようとして、ハッとしてやめたことがある…あれは捨てなくてよかった…。
経験上、やっぱり自分に合うもの(好きなもの & 似合うもの)がいいし、でも好きでなくてもコーディネイトで必要なベーシックなものや、ヘビロテする服も大事で、ときめかなくても使ってるものは残して、いつか同じタイプのときめくものに出会ったら交換するといいのかな~と思ってる。
あと、ここ何年も着ていない喪服やスーツも捨てたいけど、突然必要だったり、買いに行くのも面倒なので取ってある。
「好き」「似合う」「使う」の全部重なるものに出会えたら素敵だろうな~と思う。
書いてあった片付けの基準…
着てる?/サイズは合う?/似合う?/自分らしい?
これは大事だなと思った。
この本で考えさせられたのは、「買った服のために合う服や靴を買い足すのは失敗の証拠」って一文で、確かに普段の自分と違う服が欲しくなるときがある。
これって刺激が欲しくなるのと一緒かなと思った。普段、好きなことを好きなだけしていると刺激がいらないけど、負荷があったりストレスがあると気分転換に食べちゃったり何かを取得しようとしてるなあと思って、自分のしようとしてることが刺激を欲してるのか、刺激なら何の代償に取得しようとしてるのか、考える機会になるかもな~なんて思った。