読んだ備忘Log

本とマンガの読書感想ブログ

受験必要論

面白かった~。
読みやすくてあっという間に読んでしまった。
東進の講師で東大法学部卒の林先生の本。


内容は受験についてと林先生の感じたこと、最後2割が灘校の先生との対談。
どちらも面白い。
共感しきりだった。


勉強以外の沢山の物差し、目に見えないものにも物差しがあれば、多くの人が幸せになれるのにな~なんて思う。

 

 

メモ

・高いレベルの大学に行くと、勉強が当たり前の人がたくさんいて、自分も引っ張られる。『感覚のインフレ』が起きる
・自分の中の基準が大学で作られる可能性が極めて高い、どの大学に行くか人生のすべてを決めることになる
・大学に行けることは特権的なこと、大学とは、その特権を生かして、無責任な状態で自由を享受しつつ可能性を探せるという貴重な場所
・勉強にはやはりある程度適性があり、本当に頑張っているのにできるようになりにくい人がいる。適性が低いだけで、人間的に劣っているわけではない
・『優秀な人間は環境に不満を言わない』愚痴や不満を言っている間に、できることを黙ってやっていく人が、どこにいても成功できる人
・実社会でもそうですが、優秀な人ほど『こだわり』が少ない
・過去の栄光を振り返って嚙みしめる時間は、ムダ以外の何物でもない、自慢は人生最大のムダ
・大御所タレントの方がこうおっしゃったんです。 『友達はいらない。ひとりで生きていかなければならないんだから』
・馴れ合いのぬるま湯から飛び出せば人生は変わっていくかもしれないのに、居心地のよさを放棄できる人は少ない。一方で、充実した人生を送っている人は、こうした馴れ合いを嫌う
・別に全員が受験をする必要はない。何か打ち込むことが見つかっている人にとっては、受験は不要
・16歳から18歳にかけての時期に、1つの目標に向けて、欲望を抑制しつつ、結果を出すことができたとすれば、それは一生の自信になりえる、まだまだ狭い世界に生きている高校生にとって、受験がその役を果たしてもいい
・「なになにした方がいい」という話は絶対にしないが、自分がやって楽しかった、という雰囲気だけは伝える。そうすると生徒は考える。「なんだ、そんなに面白いのか」と
・自分が東大に送り込んだとかいう言い方はおこがましいと思う。それはその子が頑張ったのであって、僕らはサポーターであっただけなのにな、と
・教える側に自信がないと、とにかくおしゃべりになる。自信があると、黙って「どうする? 考えてごらん」といってニヤニヤしてる