読んだ備忘Log

本とマンガの読書感想ブログ

女の機嫌の直し方

面白かった~。
イノッチ(V6)のことが出てると知り購入。
イノッチの女性の扱いはいいお手本だと載っていた。V6ファンとしては嬉しい♪


人工知能の研究者である女性の著者。
女性の機嫌をとりたい男性に向けて、女性と男性の脳の違いを説明している。理由付けの理論が書いてあるのと人工知能についても少し触れてるので、男性が好きそうな内容かなと思う。


本の一番のキモはこの文章。
「この本の他すべてを忘れても、『女性に共感』は、けっして忘れないでほしい。」
(笑)


自分が男だったら…激務のときを思い出すと絶対に無理。男性同様ほっといてほしい…(--;)
たぶん、夫婦関係がピンチに陥ってたり、女性社員を動かさなきゃいけないとか、自分に少し余裕があるときならやれるのかなって思う。


一応…共感することはリスクヘッジ能力を上げるとあったので、そう思えば多少頑張れるかも?(笑)


●特に面白かったのは、修行や瞑想について。

男性は「ぼうっとする時間」が頭がよくなるとか。それが右左脳連携を断つ行為で坐禅や写経に通ずる。修行系セミナーは厳しい修行で追いつめられるとテストステロンを分泌するのでタフになり、よくできたエクササイズであるとか。

女性は右左脳連携を断つには、手が仕事をしていたほうがいいとか。坐禅より写経、手芸や料理も同様。修行系セミナーは必要なく、美味しいものを食べたり、エステに行ったり、「心地いい」が女性脳活性化のキーワード。右左脳連携が強すぎると人の思惑が気になり自分を見失うので、瞑想で右脳と左脳を断つのは効果がある。

 

脳の活性化が女性と男性で違うのが面白い。


私も今まで、瞑想、修行、坐禅、写経をしたことがある…。修行(1時間読経は苦しい、坐禅もしんどい)は苦しいだけで自分に合わないな~と思ってたので、男性向けなんだと納得した(笑)女性向けといわれる写経は面白かった♪
それと手芸は脳にいいんだ~と嬉しくなった♪

 

●他に面白かったのは直感について。

女性は右脳と左脳の連携がよく直感が働きやすいとか。「カワイイ!」とかうっとりすると直感の神経線維に電気信号が流れて、その状態だと直感が瞬時に働くとか。

自己啓発本によくある第六感はコレなのかな。好きなことをしてると上手くいく理論ってコレかな、と思った。

 

●あと、面白かったのはデザインについて。
複雑系認知傾向にある女性脳(おばちゃん)は多種多様のものがみっちり詰まった事象に興奮するとか。50代以上の女性にポットを買ってもらおうと思ったら「機能美を感じさせる無駄のないフォルム」では振り向いてもらえない。若い男性デザイナーは涙を呑んでヒョウ柄やバラ模様、猫柄なんかを展開しなければならない…に笑った。

 

 

メモ

・女性脳は「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、その信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残る、共感してもらうと余剰な信号が沈静化するようにできている
・対話には女性が好むプロセス指向共感型と、男性が好むゴール指向問題解決型の二種類がある
・そもそもプロセス指向共感型を好む男性もいれば、ゴール指向問題解決型を好む女性もいる。これは、気質的な差異に加えて、育ち方や、職能などにも左右されるためだが、マスの単位で見れば、やはり、男女の傾向は明らかだ。
・一九八二年には、脳の形状に男女差があるという論文が発表されている。私自身は、一九八〇年代の半ばに、「ゲイの人たちの脳は、女性脳に近い構造を持つ傾向にある」という事実を知って、愕然としたのを覚えている。
・無邪気に描く絵を注意深く見てほしい。比較的多くの男の子が、自然に、上からの俯瞰を描くのである。
・女性たちの口にする「カワイイ~」を、男性たちは「何が可愛いのかよくわからん」と言ったりするが、あれは、「可愛い」という評価を伝えることばじゃないのだ。「私、心が動きました~、あなたも動いた?」というほどの意味なのである。
・他人の体験談に、「わかる、わかるわ~、そうなのよ~、情けなくなっちゃうよね」などと心から共感すれば、まるで自分が体験したことのように、「心の動き」の見出し付きで記憶される。自分で痛い思いをしなくても、同様の失敗をとっさに回避できるセンスを身につけることができる。そのために、女性たちは共感するのである。
・共感には、共感される側の余剰なストレスを解消してやる効果とともに、共感した側にも知恵やセンスをもたらす効果がある。おしゃべりを重ねるほど、女性はリスクヘッジ能力が上がり、とっさの判断が揺るがなくなってくるのである。
・右左脳の連携がよい女性脳は、感じたことがどんどん顕在意識に上がってくる。その量があまりに多いので、気づいたことをいちいちしっかりキープしてはおけない。意識に触れるか触れないかのようなかたちで気づきが重なっていくので、「なんとなく気づき、自然に行動に結びつく」という離れ技をやってのけるのである。
・公平性と秩序と努力と戦いでできている少年漫画、依怙贔屓とバラやキラキラでできている少女漫画。
・男たちに、「ぼうっと時間」をゆるさないと、世界観の狭い、戦略の立てられない男になってしまう。男の子のそれをゆるさないと、理系の能力が伸びない。男の妻である人や、男の母である人が、最も肝に銘じなければいけないのは、「男のぼうっと時間を、できるだけ放っておく」ということである。息子のいる方は、このページだけでも奥さまに見せて、理解をしてもらったほうがいい。
・たゆたうようにしゃべったり、たゆたうように歩くと、脳は直感を使うほうにシフトするのである。
・なんでもかんでも共感してくると、さすがに軽いし、「とりあえず、共感しとけばいいと思ってるでしょ?」という反感を買う。ほどよく共感、ちょっといじる、が正解だ。  NHKの朝の情報番組『あさイチ』で、有働由美子アナウンサーと絶妙な掛け合いを見せるV6の井ノ原くん(イノッチ)は、本当にいいお手本だ。
・女性のモチベーションを上げようと思ったら、成果を褒めるより、経過をねぎらうほうが効果がある。
・過去時間をねぎらうこと。  彼女が心を尽くしていることに気づき、ことばにしてあげよう。
男性脳の持ち主であれば、察しないのが当たり前。これからの人生でも、職場や暮らしのここそこで、察しないことをなじられることはあると思う。
・「彼のストレスを癒やしてあげたかったら、話なんかさせないことです。女性脳は、話すことで問題解決して癒やされるけど、男性脳は話すことにはかえってストレスが生じます。ぼうっとすることで問題解決するので、とにかく放っておいてあげることが一番。機嫌よく傍にいて、美味しいものを食べさせて、褒めてくれなくても、返事がなくても気にしない、が男性を癒やすコツ」と率直に答えるのだが、たいていは泣かれてしまう。