読んだ備忘Log

本とマンガの読書感想ブログ

しつこい疲れは副腎疲労が原因だった

しつこい疲れは副腎疲労が原因だった (祥伝社黄金文庫)

しつこい疲れは副腎疲労が原因だった (祥伝社黄金文庫)

 

面白かった。
原因不明の疲れや、一般的な病気の原因が副腎疲労にあるかもという話。
ホルモンや栄養の話もあり、面白い。


アレがダメ、コレがダメ、と色々載ってるが、文中に「今の自分にも無理なくできそうなことを一つでもいいから始め、少し元気が出てきたら、できることを少しずつ増やしていくのがよいでしょう」「すべての人に当てはまる正解の食べ物はない」とあるので、試しながらゆっくりがいいかと。
ダメ、ダメって思ったらストレスたまって本末転倒だしね~(^^ゝ

 

結構心当たりがあった。
私の以前の食生活がそのまんま当てはまり、そのような症状があったので分かる。


それと2か月前に帯状疱疹になったけど、ストレスや疲労が無かったので原因不明で、読んで理由はこれかなと思った。
文中に、帯状疱疹は副腎が疲弊してコルチゾールの分泌が不足しているときに起こりやすいとあり、そういえばあの頃、緑茶をガブ飲みしてて(それで隠れ便秘の腹痛になって大変だったけど…)、緑茶もコーヒーほどでないけどカフェインが多くて、それとカフェインと似た物質の多いチョコも沢山食べてたので、カフェインが副腎を刺激して疲労し帯状疱疹になったのかな~と何となく思い当たった。便秘も有害物質が排出できなくて副腎疲労の典型らしい。

 


こういう、健康系の本は書評を見ると賛否両論ある。
個人的には妄信せず色々な情報を知ることと、自分が無理なくできる合うものをやるといいと思ってる。
ただ、出典が怪しくて理由を説明できない場合でも、著者が傾向として掴んでいることが何かに繋がることもあるし、逆に出典自体に間違いがある場合、巧妙に利用している場合や、研究が進んで昔の論文の間違いが分かる場合もあるので、自分の判断だなと思う。

 

メモ
(興味ある部分だけメモって略してるので正確な情報は本で確認を)

●チョコ・カフェイン
・チョコを無性に食べたくなるのはMgが含まれてるから、Mgは女性ホルモンの一つ、プロゲステロンの生産とかかわりが深くPMSを和らげる
・チョコはカフェインに似たテオブロミンを多く含む、多量のカフェイン摂取は副腎を過剰に刺激し副腎疲労を悪化
・副腎疲労を患っている人はカフェイン飲料を無性に欲する傾向がある、カフェインで副腎を過剰に刺激し、体を奮い立たせている

●女性・性ホルモン
・性ホルモンの主な生産地は卵巣や精巣という生殖器、副腎は第二の生産地
・過度のストレスでコルチゾールが過剰に分泌されると優先的に生産されるので性ホルモンは減少してしまいます、副腎の機能が低いと本物の更年期の症状がひどくなったり、PMSで苦しむことが多くなるのです
・女性は閉経後、副腎が性腺ホルモンに変わり、更年期は卵巣から副腎へと女性ホルモンの分泌がシフトしていく、その時期は特にストレスによって女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が影響を受けやすくなる
・副腎由来の性ホルモン濃度は加齢とともに低くなるので、性欲が減退するのは自然現象だが、急に著しく性欲がなくなったなら副腎疲労を疑ったほうがよい
PMSを患ってる人に特に多いのが、ビタミンが欠乏してセロトニンを生産できず不足しているケース、トリプトファンはビタミンがないと体内でセロトニンに変化できない

●原因・症状など
・副腎疲労に陥ってる人は朝が弱く日中はぼんやりしている、午後11時くらいから元気になることが多い
・副腎がさまざまなストレスにさらされ続けると疲弊してホルモンを必要量分泌できなくなり機能しなくなる、結果としていつもぐったり疲れていたり、うつ病のような症状に陥る
・アメリカの抗加齢医学界では、さまざまな疾患の治療やホルモン補充療法を行う場合には、副腎疲労の治療を優先的に行うよう指導している
・副腎疲労を患うと塩辛いものが欲しくなるのはナトリウムが不足するため、ミネラル調整のホルモン濃度が落ちナトリウムが尿と一緒に出てしまう、無気力、心拍数が不規則になる、立ちくらみなどの症状も現れる
・いつも睡眠不足な人、夜更かしが多い人、疲れているときに甘い食べ物やコーヒーコーラなど刺激ある飲み物を飲む人、ファーストフードをよく食べる人、栄養バランスの悪い人、市販薬やアルコールを常飲している人、頑張りすぎな人

●対策
・副腎疲労の特効薬は睡眠
・副腎機能が低下してる人は朝食をきちんと食べることが大切、元気な人は食事を抜いても血糖値を上げるコルチゾールが分泌され活動できるが、副腎が疲れている人は、朝のコルチゾール分泌が少なく血糖値が安定せず朝から活動できない
・食事の形で血糖値をゆるやかに上げる手助けをする、朝食は和食がオススメ
・副腎疲労を患っている人は特に午前中に果物を食べるのを控えるよう提唱している。果物は豊富なカリウムが含まれていてナトリウムを排出する、日本人はナトリウムだけでなくカリウム不足の人もかなりいるので果物を好きな時に食べたほうがいいと考えている

●迷ったときに取り組む7つの対策
1.朝コップ一杯の塩水(海塩)
2.ビタミンB群をとる
3.タンパク質と野菜・果物
4.5分昼寝、夜は11時までに寝る
5.小麦と砂糖、牛乳を減らす
6.毒素を摂らず排出
7.ストレスコントロール

●ほか
・夜、あまり眠れなかったとしても朝7~9時に睡眠を再度とると驚くほど疲れが取れる
・胃が空っぽのときにサプリを摂ると胃がムカムカしたり、消化機能が低下したときのような状態になる
・一枚の紙を用意してストレスと感じる事柄を思いつくままに書き出す、つらい状況でもできることが3つある、「状況を変える、状況にあわせて自分を変える、状況から離れる」
・手芸など時間を忘れて無心になれる趣味を持つのもオススメ
有酸素運動は無理せず副腎の機能がある程度回復してからのほうがよい
・人体はある程度自力で有害物質を排出できる、6~8割は便、2割は尿、ほか汗、髪、爪、便秘は典型的な副腎疲労
・副腎疲労の人は乳製品から乳酸菌を摂るのはよくない、発酵食品に含まれる植物性乳酸菌やサプリで補うのがよい
・一週間くらいのスパンでバランスよく食べていくほうがいい
・体に有害なものが溜まっていると体内のあちこちで炎症を惹き起こしコルチゾールが過剰に使われ副腎を疲弊させる
・むくみは水の飲みすぎではなく、水分代謝が悪いため起こる、座位が長くそけい部リンパの滞りやふくらはぎの運動不足、女性ホルモンのバランスの悪さ
コルチゾール(副腎で分泌)はストレスから細胞を守るホルモン、守備範囲は多岐にわたる、血糖、血圧、免疫機能、脳、骨、体内のもっとも強力な抗炎症物質である