面白かった。
最初は確率の歴史、次に確率の用語と基本が出てきて、最後が現実の確率のこと。
確率が苦手なので、数学的な部分は読むのに少々進まなかったけど…、歴史や現実の部分は面白かった。
統計も少しでてくる。統計は好きなので面白かった。
うしろのほうの、ビジネスや現実で確率を利用するときの数学とのギャップが面白い。
例えば、
宝くじ300円の期待値は140円で、当たればサラリーマンの生涯年収2億が当たる。
理論上は損だが、300円を支払うのと当たった場合を天秤にかけて、生活に与えるインパクトが大きければやる価値があるとか。
ほかには、現実では時間の価値や競合の考慮が必要だったり。
抽選イベントで1等を最初から入れるよりは会期の途中から1等を入れた方が客を呼べるとか。
そんな現実的な部分が面白かった。