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完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

昔、この手帳術と手帳を買ったことがある。
To Do リストを緊急度より重要度でランク付けするのが目からウロコで勉強になった。
元の本を読んでなかったので読んでみた。


内容が盛り沢山で、文章が読みにくく…疲れた。


内容は、
有意義な人生を送るために、自分のものの見方を変えよう。
見方を変えるために7つの習慣を実行しよう。
という話。


成果や効率を求めると、価値観が損得や評価になり人生を見失う。


そこで必要なのが、自分は何を中心に生きているのかを知ること。
それは自分の葬儀を想像し、みんなに何と言われたいかでわかる。
自分の大事なものに気付く。


そしてスケジュールの順位付けをする。
優先順位をやるべきこと(緊急度)でなく自分の生き方の中心(重要度)でランク付けして実行する。何度も自分の中心を見直し習慣づける。(具体的なやり方は「手帳術」の本に書いてある)

 

主体的に自分が選択実行し、自分の重要なことを満たせたら、
次は他人とのこと、相互依存の領域に入る。
人と何かをするならWin-Winの方法を考え、信頼関係を気づくには相手を理解するために話の聞き方が重要になる。人と結束して何かをするには自分をさらけ出す。
しかし、これらを行うには肉体を再生し(睡眠・食事・運動に気を付ける)、精神を再生し(精神を癒し元気になることをする(第2習慣に関連))、知性を磨く(読む、書く、計画する、企画するなど(第2・3習慣に関連))必要がある。

 

これらを習慣づけると有意義な人生になる…そんな内容が書いてあった。

 

 

そこそこ流して読んだのに、読むのに多分10時間くらいかかってる。。。


途中でちょっと挫折しそうになった。順に読んだけど、最後の付録や索引を読むと身近でわかりやすかったと読み終えて気づく(--;)
内容が盛りだくさんなので、本気でやろうとすると大変。本書でも言ってるが、実践はやれる習慣からやるとよいと。

 


コレを読むのに幸いだったのは、元々自分が思っていたことが結構書いてあって理解しやすかった。


ただ、状態を保つのにどうしたらいいんだろうと思っていたので、第7習慣の、肉体や精神の調子をよくするために毎日1時間、時間を確保するよう書いてあったのが目からウロコ。具体的に習慣にしないといけないんだなと。
第5習慣の、人と理解しあうために話に共感する件では、著者も調子が良くないと話を聞いてられないらしくホッとした。まずは自分の調子なんだなあと。

 


それと、よくある人間関係のテクニック集みたいのは役に立たないとも書いてある。
内面がそうなっていないと二面性が滲み出ると。
これは私もすごく感じてて、思ってることは取り澄ましても見えるなと思ってたので、共感しきり。
だから内面から…インサイドアウトなんだな。

読んでよかった。

 

 

読むときに注意したこと。
最初に斜め読みするなと書いてある。たしかに文章の意味をなんとなくで読んでると後の文章で疑問が出てくる。
なので、ノートにメモりながら読んでみた。

 


わかりにくい言葉:

 パラダイム …ものの見方=あり方
 パラダイムシフト …見方の変化?
 原則 …??全然わからず巻末のQ&Aでようやくわかる。人類の根源的な道徳観・共通認識が近いのかな?
 リーダーシップ …ベクトルの方向性や矢印の先の点のイメージ、大局的な目標?
 マネジメント …ベクトルの線の部分のイメージで、目標(リーダーシップ)に向かう行程管理?

 


分類名:

 第1の習慣 …主体的である (インサイドアウト、自分の内面から始める)(自分が選ぶ)
 第2の習慣 …終わりを描くことから始める
 第3の習慣 …最優先事項を優先する
 第4の習慣 …Win-Winを考える
 第5の習慣 …まず理解に徹し、そして理解される (話の聞き方)←実践が一番難しい
 第6の習慣 …シナジーを創り出す (人と結束して創造力を発揮する)
 第7の習慣 …刃を研ぐ (肉体・精神・知性の再生、内面を磨く時間をとる)

 第1領域 …緊急 & 重要
 第2領域 …緊急でない & 重要 ←コレが大事!!
 第3領域 …緊急 & 重要でない
 第4領域 …緊急でない & 重要でない

 

 

他メモ:

 インサイドアウト …内から外へ、自分の内面から始める(生き方の基本)
 アウトサイドイン …外から内へ(幸せでない)
 依存→自立(主体性)→相互依存 …有意義な人生の段階
 成果(P)と能力(PC)のバランス
 刺激と反応の間のスペース …刺激に即反応するのは刺激への責任転嫁になる、反応しないために間のスペースで自分を選択する
 その件がコントロールできるか否か3通り
 何を中心に生きるかで見方が変わる
 自叙伝的会話